ままやと姉・向田邦子 かけがえのない贈り物 (文春文庫 む 9-1)
- 文藝春秋 (1997年11月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167156053
作品紹介・あらすじ
いまだに不慮の死を惜しむ声が絶えない向田邦子。その遺志の小料理屋を守り続ける末っ子の妹が綴る家族、幼少時代、仕事、愛猫、病気、そして姉が遺してくれたもの。(中野玲子)
感想・レビュー・書評
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これも久しぶりに再読。長姉と末子ということで、邦子さんにとって和子さんは妹のみならず娘のような存在でもあったのではないかと感じられる。兄弟姉妹であろうが別人格なのはもちろん、プロとして書かれた邦子さんの小説・エッセイと、その家族が姉の死後に書いたものではあらゆる点で異なるのもまた当然だけど、なんだかとても不思議な気がする。
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BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“文壇レシピ”で登場。
http://nestle.jp/entertain/cafe/
本の中に登場するあの美味しそうな一品を
実際に再現してみよう!というこのコーナー。
第29回目に紹介されたのは、向田和子の「かけがえのない贈り物」に登場する『温サンドイッチ』。
―玉ネギとコンビーフの缶詰を炒め、味つけしたものをはさみ、温サンドイッチにすることを思いついた。
原宿ブックカフェ公式サイト
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
http://nestle.jp/entertain/bookcafe/teaser.php -
向田邦子さんの妹さんの作品 やっぱりちょっぴりどこか似てて読みやすかった。邦子さんの性格の良さがじんわり伝わってくる作品だった。
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友達から借りた本。
家族から見た素顔の向田邦子の描写がよい。
決して文章は上手くはないけれど、和子さんの人柄がでたような味わいのある文章だと思う。 -
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筆者は向田邦子の妹、和子さん。向田邦子のたっての願いでつくられた料理屋「ままや」の開店を姉と家族の思い出を絡めて著している。