非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII (文春文庫 い 47-14)

著者 :
  • 文藝春秋
3.77
  • (137)
  • (342)
  • (255)
  • (22)
  • (5)
本棚登録 : 3036
感想 : 201
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174170

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 現代日本を映す、旬の小説だと思います。

  • 安定の読みやすさ。
    ハッピーエンドで好き^^
    でも少し物足りなさも感じてきたかな。

  • よみやすい

  • 池袋ウェストゲートパークシリーズの第8作目。
    その時々の世相、風俗を巧みに物語の背景にしている。

  • 改めて石田衣良さんの本を読みたくなり、図書館で借りてきた。

    この話の中で特に好きなものはない。
    印象に残るのはやはり、タイトルにもなっている非正規レジスタンス。

    派遣労働者の厳しい現状を小説として描いている。本当にこんな現状なのか。それは働いている人しか分からないことだと思うが、ここまで酷いとなると、池袋の街の捉え方が変わる。


    それにしても池袋の王、タカシは相変わらずかっこいい。こういうのを不良へのあこがれというのだろうか(笑)

  • そこは池袋の西口公園、通称『池袋ウエストゲートパーク』。
    暴力に風俗,麻薬…,今日も命がけのストリートを突っ走る物語の第8弾。

    個人的には、表題の『非正規レジスタンス』はおもろかった。
    あの事件を思い出す内容で、社会問題にドンピシャです。
    あっしも日雇い派遣をやったことあるけど、あれは恐いものです。
    気づかないうちに泥沼にはまっていくので。
    確かクレジットカードを何故か作らされた思い出がありますな。

    そんなこんなでIWGPシリーズもとりあえずひと段落。
    読者を引き込ませる力強さがありますね。
    おもろかったです。

    社会問題に興味がある方にオススメの作品です。

  • IWGPシリーズ、去年から読み始めたけれど、段々世相反映色が強くなっている気が…2作目と4作目のオチが一緒で、残念な感じ。モエのモデルは、やっぱりあの人か??
    2012/1/2読了

  • 軽く読みたい時に最適。安定。

  • 今回は、二極化する富裕層と貧困層の貧困層のお話。
    日雇い労働者の現実を描いた一冊。
    しっかし、日本はどーなっちまうんだろね。そのうち、日本人がインドに出稼ぎとかありえるんじゃねーか。

  • シングルマザーのひとの話と、非正規雇用の男の子の話が沁みました・・・。
    私も非正規雇用の時が長かったので。

    軽くてスピード感のある、読み口が好き。

全201件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石田衣良の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂幸太郎
伊坂 幸太郎
石田 衣良
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×