非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII (文春文庫 い 47-14)
- 文藝春秋 (2010年9月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167174170
感想・レビュー・書評
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四つの短編。久しぶりのマコトとタカシの世界で楽しかった。
こういう裏の現実を知らないのでいつも勉強になる。
でもレジスタンス以外はもう少し長く読みたかった。
レジスタンスはなんていうかやるせなくて、どうやったらこの負のループから抜け出せるのか考えさせられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たまには軽く読めて
いい気分になる本も良い。マコトの言葉はいつも 心を綺麗にしてくれる。
忘れちゃいけないことを思い出させてくれるシリーズ。 -
2012-68
母親になるのはどんな状況でも大変だ。
あたしにできるかな。
足を伸ばして寝れる部屋があるのは幸せなこと。 -
マコト「迷ったときは目の前の仕事に集中する。それが庶民の賢い生きかただよな」
僕「だよな」
久しぶりのゲトパ。
いつも通りおもしろかった!感動系が多めやったね!ね! -
シリーズ物はどうしてもマンネリ化してしまう、IWGPシリーズも残念ながら。
世の大きな流れの中、否応なく苦しまされている人々の生活や生き様。
自分の世界の中だけで生きているとなかなか認知できないそういった問題、環境を、世に問い、その本質を読者に知らしめる。
それでいて、ミステリー、読み物としても存分に楽しめる。
海堂さんのバチスタシリーズ同様、素晴らしいシリーズだと思う。
シリーズ前半に見られた疾走感やマコトの成長、キングとの関係性の深化。
こういった楽しみが減ってしまったのはとても残念。 -
お金持ちVS低所得者という話が多いです。
いつの間にか登場人物の年齢が年下になってきている…
マコトやタカシはいくつになったんだろうか。 -
今回はマコトのお母さん大活躍。
個人的のは嬉しい回でした。
あんまり描かれることのなかったマコトの家庭のことを知ることができた、今回でした。 -
書かれた時の世相が反映されていて読みながら複雑な気になる。
最近は格差社会が背景にある内容が多いかな。