コロッケの丸かじり (文春文庫 し 6-74)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167177744

作品紹介・あらすじ

お惣菜界の負け組・コロッケに堂堂と振る舞える場所を与えてやりたい。1年に1度しか出番がないお雑煮の、不運な身の上を考えてあげたい。カレーに比べると要点がないハヤシ君を参考人に呼び、本人の主張を聴取しなければならない-ショージ君の優しさがじんわり胃袋に沁みてくる、大好評シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 毎回のことだが、著者の食べ物エッセイを読んでいると「あれも食べたい、これも食べたい症候群」に陥る。体重増加へまっしぐらを手伝ってくれる罪作りなエッセイだ。

  • このシリーズ最高★

    毎回買ってしまいます。
    何回読んでもあきないし、観察力・実行力がすごい!

    ごはん食べたい。

  • ビーフンを買いに行こう!

  • (コロッケパンを)パクリとやる前に上側のパンをパカッと開けてください。そうしてコロッケに一声、声をかけてやってください。「ご苦労さん」もいいけど、「大変だね」がいいと思うな。「大変だね」が、コロッケの胸に一番沁みると思うな。 タイトルにもなる通り、今巻のベストはやっぱりここでしょう。これが東海林さんと食べ物の対峙の仕方。自由だなあ!

  • 20170616読了
    2010年出版、丸かじりシリーズ。生八つ橋。1g=1円のカレー屋さん、すごい、と思ったら閉店していた。アイスバイン、ミックスナッツ、蜂蜜。
    20170508蔵書

  • 気になっていたこのシリーズ。
    さらっと読める。

  • お惣菜界の負け組・コロッケに堂堂と振る舞える場所を与えてやりたい。1年に1度しか出番がないお雑煮の、不運な身の上を考えてあげたい。カレーに比べると要点がないハヤシ君を参考人に呼び、本人の主張を聴取しなければならない―ショージ君の優しさがじんわり胃袋に沁みてくる、大好評シリーズ。

  • 【食べたくなったもの】
    ハヤシライス⇒「上野精養軒」のを久々に!
    目玉焼きかけご飯⇒やっちゃいましたw
    「浜幸」の馬鹿鍋
    チャンポン麺⇒渋谷は「長崎飯店」で!
    タイの駅弁(アユタヤ駅のガパオライス!)
    「cadeau de CHAIMON」の焼き芋
    「田のじ」のトマトのおでん
    コロッケパン⇒五反田「畑田パン店」で♪
    「世良田」の焼き鳥
    生八ッ橋⇒「本家西尾八ッ橋」のものを。

    あと、一度「角打ち」ってーのをやってみたいすww

  • 東海林さんの食べ物エッセイ。週刊誌か何かで読んだときは、さほど面白いとも思わなかった。たいしたことが書いてある訳じゃないし。

    B級グルメにもならないような、オカズの話が多いかな。こうしてまとめて読むと、ちょっと感心。コロッケの佇まいなんて、なかなか書き続けられないよ。このシリーズ、まだ読むだろうな。
    だけど、イラストがその辺のオジサン、オバサンなのがチョッと違和感がある。ショ―ジ君というか、漫画家本人がキャラクターなら良いのにね。自分をキャラ化出来る人、出来ない人がいるらしいから、著者は後者なのかな。

    2012年最後の読書がこれで良いのか、とも思うけど、まあ、取り繕っても仕方ないし。

  • まあ、おなかすくよねって感じ。
    馬鹿鍋は食べてみたい。
    缶詰で飲む酒場も行ってみたいです。
    前の職場に近いんだよなあ。

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著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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