- Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167224059
感想・レビュー・書評
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豊臣秀吉の姉である「とも」の目線で豊臣家に関わる人たちについて書いた本です。
ともは自身の家系に潜む狂気の血におびえながら、弟である秀吉、子である秀次、秀勝、そして秀保について語っています。
著者が女性であるとそうですが、登場人物に女性が非常に多いです。
元々、秀吉の側室が多いし、秀次もそれに輪をかけて、側室が多いです。そうした人物の乳母まで出てくるので、あっちこっち戻りながら読まないと分からなくなることもしばしばありました。
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2009年5月2日再読
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豊臣家滅亡後も生きた豊臣秀吉の姉・ともの目を通して見た、豊臣一族の末路を描いた本。この本を読むと、豊臣秀吉のイメージが180度変わっちゃうという感じになる。確かに彼のやったことを考えると残忍な所業が多いんだが、宣伝のうまさと根っからの明るさを装うことで、それらが薄れてしまっているのか。残忍な秀吉一族という意識が刻まれた感じだ。
2006.03.14読了
<strong>関連リンク→<a href="http://kazusanosukede.gozaru.jp/" target="_blank">上総介 戦国書店</a></strong>