太公望 中 (文春文庫 み 19-10)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167259112

感想・レビュー・書評

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  • 感想は上巻と下巻に。

  • いよいよ盛り上がり

  • 2016/8/6

  • 2016/5/29

  • 中巻では、商に敵対する勢力が出始めて、なんだか壮大な話になってきます。

    望は離れ離れになってしまった同族の仲間たちと次々と再会します。
    さらに彼は商の周辺を飛び回って、商に反感を持っている勢力の信頼を得ていく。
    そうすることで、来る戦いのための地固めを行なっていきます。
    全体的に、上巻は悲壮感が半端なかったですが、中巻は希望の光が見えてきた雰囲気でした。

    印象的だったのは、中巻の望の心に、復讐を果たした後のこと、つまり新しい王朝、新しい国をつくるという志向が去来したことでした。
    上巻の望は商王への復讐心に支配されていたきらいがありましたが、苦しい経験をしたことで、将来を考えるようになったようです。

    中弛み感がなくて面白かったので、下巻にもすごく期待。

  • ますます面白くなってきた。登場人物がみんな生き生きと描かれている。

  • 酒池肉林ってすごいな

  • 再読。ほんとにわけも分からぬころから読んでいる本。
    先日ブクログの談話室でお勧めしたので懐かしくなって読み直しました。
    復讐というのは正義じゃない。
    でも精一杯正義を貫きつつ自分の目的に近づいていく…んだかなんだか。
    思うように進まない日々が、あとからあとから彼を助けていく。
    本当に、かっこいい。
    この表紙もいいですよね。そして挿絵も。かっこいいなあ~
    今から3000年も前にこんなすごいことが起こってのだと思うとすごい。太公望が成したことがあまりにすごいから封神演技などでは太公望はおじいちゃんなのかな…。中にいる太公望(いやまだ呂望か)は30前後。働き盛り。

  • 周公旦

  • 4167259117 497p 2002・7・5 3刷

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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