ファザーファッカー (文春文庫 う 6-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 992
感想 : 144
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167267049

感想・レビュー・書評

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  • 081226(k 090202)
    不明(不明 090925)

  • 子供って不自由だなって思った。決められた親、家からは逃げられない。まだ自分で人生は決められない。

  • 学級文庫にあったので…。読みやすいけど、いろんな意味で胸が苦しくなります。

  • 改めて読んだ。
    壮絶すぎる。
    女と、無知は強い。
    女の敵は女だ。

  • 読んでよかった。読みながら、こんなに苦しくなるものなのかとおもうくらいつらくはなったけれど、でも、この作品に出逢えてよかった。
    ノンフィクションだから、突き動かされるものがある。
    この作品を読んで、内田春菊のことがすきになってしまった。すごいひと。

  • 子供の作文のような文章だと思って読み進めていたけれど……。
    自分の気持ちを感じなくなるのは、それでも生きようとする1つの力なのかもしれない。

  • 再読。高校生のころに読んだような。
    嫌いではないんだけど、彼女は第三者の目というか客観性がない。ので、今読むと「わたしかわいそう」にしか読めない。確かにかわいそうだけど、・・・『自伝』であればそれが成立するが『自伝的小説』ではあまり成立しないんじゃないかと思う。内容がショッキングなことはさておき、小説としておもしろいか否かと言われると微妙。

  • なかなかすごい話だな!
    数学の授業中に読んでたんだけど

    でも吉田アミのサマースプリングの方が私好きだったなあ
    なんかこっちの方がぶっとんでんだ
    なんかファザーファッカーが埋もれてしまうくらい
    サマースプリングは強い、強いってか強烈だった

    こーいう強烈な自伝みたいの読むと
    ゲシュタルト崩壊なる!
    読んだあととか何に対しても
    無意味だ、って思っちゃうしやる気は出ないし

    その感じが嫌いか、って言ったら
    別に嫌いではないんだけれど
    そうなると暫くふさぎこんじゃうから
    あんまよくないことではあるかなあ

    ああ今回読んだのはファザーファッカーだったね
    忘れてた
    ファザーファッカー、すごい話だけど
    やっぱサマースプリングには負けちゃうなあ、って思う
    最後、自由になってくとことか、サマースプリングの方が解放感あるし
    あ、でも冒頭の、私は娼婦みたいな顔をしてる、って言われることがある、っていう
    あの書き出し、すごい好き
    思い出した、私は十五の時、娼婦だった
    みたいな
    それは好きだったなあ


    まあまた機会あったらもっかい読んでみよう

  • これが現実なのが許せない。

  •  けっこうヘビロテで読んでました。春菊の前期すぎるマンガや逆に後期すぎるものより、彼女のこのころの文章はとてもなまなましくておもしろいのだ。キャラが立ってる。もっと映像やカヴァーされてもいいと思うけどね。衝撃的というより、そんな経験をしてきたすべての女性の(意外と、というより恐ろしいほど多い)先陣を切る作品だったのだと思う。当時は。

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著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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