エルサレム亭の静かな対決 (文春文庫 ク 1-5 警視リチャード・ジュリー)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167275358

作品紹介・あらすじ

クリスマスの5日前、警視リチャード・ジュリーは雪に覆われた墓地で会った女性に恋をしてしまう。4日前、謎めいた神父に出会う。3日前、元貴族メルローズ・プラントが到着する。事件の解決に欠かせぬ人物だ。2日前、「エルサレム」亭にてジュリーとプラントが顔を合わせる。そしてクリスマス前日…"パブ・シリーズ"第5作。

感想・レビュー・書評

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  • スコットランドヤードのジュリー警視の第五弾。

    クリスマスも近いある日の墓地で、ジュリー警視が出会った女性。
    家に招かれ、ウイスキーを一緒に飲み、
    サンドイッチをご馳走になった。
    もう一度訪れる約束をしたが、
    次に会った時に彼女は死んでいた。

    管轄ではなく、依頼もされていないのに彼女の死を追う
    ジュリー警視に対して、
    元貴族のメルローズが雪に閉じこめられたある貴族の館でも、殺人が。

    最後の場面、
    田舎のパブに有名なスヌートのプロが現れて、
    貴族の若者と対決するところが山場なのだろうか、
    なぜか心温まらないというか、共感できないというか。

    夫による毒殺を疑っていた館の奥方が、
    ジュリー警視と外食をする場面の良かったかな。
    あとはパブにパックマンがあったのが驚きかな。

  • またクリスマス近くか!(笑。
    ワシントン…イギリスにもそんな地名があるのですね、と思ったらあのジョージ・ワシントンの高祖父が生まれた場所なのか~。
    ヨークといい、よくよく北の方に飛ばされる悲しいジュリーさん。
    今回はお仕事ではなかったですが。
    終盤切ない。
    でもヘレンが死んでも良いような正当な理由にはなんないもんね…。

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