LAタイムズ (文春文庫 ウ 8-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167309503

作品紹介・あらすじ

腕は立つがただひとつ、映画好きというのが気にかかる-そう言われていたマフィアの取り立て屋カラブレーゼは、ハリウッドへ乗りこむやメキメキ頭角をあらわす。大プロデューサーになり、撮影所を支配する、この野望のためには手段を選ばない。情熱と冷血-アメリカン・ドリーム実現に最適の資質をもつ彼を阻むものは何。

感想・レビュー・書評

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  • いかにもアメリカ。
    最後の展開はビビった。

  • 映画好きのチンピラが略奪した金とコネと自身の能力を駆使して映画の敏腕プロデューサーとして成り上がっていく、ハリウッド版ピカレスクロマン小説だ。
    主人公は良心のかけらもない悪人でありながらどこか憎めない魅力を持っていて、彼の危ういバランスに支えられた成功にはらはらし、どうなるのやらと読み進めていったラストはまるでハリウッド映画そのもののようだった。
    それにしてもこのタイトル、「サンタフェの裏切り」で主人公がプロデュースした映画と同じ。
    変則スピンオフなのかな?

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