柳生兵庫助 1 (文春文庫 つ 4-16)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167314170

感想・レビュー・書評

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  • 特に後者は、著者が剣道や抜刀術の経験者であり、古流の宗家に取材をした上での、具体的な技の解説やリアルな殺陣の描写が有名です。

    剣術以外でも、他の武器術、忍術、修験道に関しても独自の解説がしばしばあり、神通力を得る方法などまで書いてありました。

  • 「バガボンド」にはまっていた頃読みました
    宮本武蔵→柳生石舟斎→柳生宗矩→柳生兵庫介と読みましたが、
    一番面白かったかな

  • たぐいまれな天賦の才と不断の稽古により、祖父石舟斎より柳生新陰流の宗家伝承を約束されている兵介(兵庫助)は、十八歳から無敗を続けていた。二十一歳のとき加藤清正から兵法師範を請われ、伊賀忍者の小猿と千世を連れて肥後にはいったが、お城勤めは身に合わず、諸国修業の旅に出る。小倉で兵介は思わぬ敗北を喫した。

  • 新陰流の極意の初歩がわかる そし千代の思い

  • 92年3刷本

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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