土壇場でハリー・ライム (文春文庫 て 3-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167317027

感想・レビュー・書評

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  • この作品は20年以上前に読んだ物を再度、読み直してみた。内容が思い出せなかったのが理由だが、懐かしさもあった。ちょっと斜め目線の文章のタッチは好きな感じだ。
    今の感覚でいくと殺人事件については物足らなさを感じるが、全体的には中々の秀作ではなかったかと思う。

  • 話の展開に山がない、したがって盛り上がりにかけるミステリー小説でした。

    残念。

  • 第5回サントリーミステリー大賞。
    三流新聞社の記者が、上司の飛び降り自殺に不自然さを覚え、独自で謎を解明していく物語。
    タイトルや、助手役で登場する女性記者の軽~い口調などとは裏腹に、太平洋戦争時のソ連のスパイ・ゾルゲがからんできて、意外と話の本質は小難しい。
    ちなみに本のタイトルですが、終盤でやっと「ハリーライム」なる単語が登場するけど、往年の洋画に詳しくないのでいまいちピンと来ませんでした。

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