煙霞 (文春文庫 く 9-9)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 453
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167447090

感想・レビュー・書評

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  • 作者らしい軽妙な会話。登場人物はいずれも愛すべき悪人という感じ。ストーリーに意外性はなかった。

  • ずるずるとはまる展開がいい。
    うまくやろうとしてそうはいかない。

  • 二転三転する展開に惹き付けられ後半は一気読み。小狡く相手を出し抜こうとする男たちに比べ、望むがまま図太く動こうとする女たちがコワイ。

  • 写生 船着場 潮汁 グチ=イシモチ 熊谷34 近景と遠景 腰かけ 正教員 常勤講師 タタミ=小山田は体育教員 ブラックアウト 岸和田市 地下鉄御堂筋線なんば駅 愛媛県今治沖の小島の民宿 北新地 ミナミ 吹田市佐竹台 城東区今福 杜撰な計画 酒井理事長=丹頂 正木菜穂子=キーボードミュージシャン 尻馬に乗る 声楽は身体が楽器 フューエルメーターはエンプティーの手前 泉佐野市 関空 伊丹空港 大阪の南北格差を是正 エクスプローラー(アメ車)はガソリンを撒き散らして走る 男は精神年齢が低い 桜ノ宮橋 京橋 蒲生 守野朱実=ホステス 今福 視察旅行 ヘミングウェイというクラブ GUCCIかエルメス リベート(キックバック)支払い代金の一部を謝礼金・報奨金など として支払人に戻すこと。また、その金。道頓堀川 狸の泥舟 誓約書 自嘲 解雇権の濫用 校長の裁量 JR環状線鶴橋駅近くで冷麺 オンドル 済州島 ニョクマム魚醤 バジル コリアンダー レモングラス フォー 生春巻き タージマハル コルカタ昔はカルカッタ カトマンズ ハシシ=大麻樹脂を固めたもの 頭が身体から離れて、感覚だけが浮遊してる感じ。 抽出しひきだし これが人類の棲家? 鳥羽 賢島かしこじま リッツ・カールトンかウェスティン 中尾 着たきりすずめ 箕輪45 ビリー・ホリデイ 声帯が違うんやと思うわ インゴット=金の延べ棒8本 レクサス アルファロメオ ムンバイ昔はボンベイ 鮑と雲丹と伊勢海老 大大崎(通称波切)の灯台 天満 低次元の喧嘩 飼い犬に手を噛まれるとはこのことだ 島ノ内の倉庫 スプリンクラー 井沢 ナイフ スパナ 梅田 難波 手切れ金 退職金 1969学生運動 少子化問題

  • スピード感のある展開、二転三転するストーリーて楽しめた

  • ストーリーがずっと動いててどんどん読んでしまった。でもおもしろかった。

  • 20150829

  • 学校経営に渦巻く闇の中で暗躍する悪党たち。
    二転三転するストーリーが見事です。
    主人公の2人の先生が、あきらめず、最後までくらいついていきます。
    誰が本当の犯人なのか、どこまでが本当なのか、誰が騙されているのか、ページをめくるたびに、分からなくなっていきます。
    楽しめました。

  • なかなかスピード感のがある展開であれよあれよと事件に巻き込まれていってしまうどたばた感は面白い。

    主人公の臨時職員教師が、校長に直談判するだけだったのに、億単位の金をめぐる犯罪に巻き込まれてしまう。ヒロインの女性教師の大胆さも面白い。

  • 疫病神シリーズの黒川氏の作。うーん面白いんだけど、疫病神シリーズの作者という先入観か物足りなく感じる。痛快ではあるが、、2015年7月読了

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著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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