そして、こうなった (文春文庫 さ 18-6)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167450069

感想・レビュー・書評

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  • 気分がちょっとダウンになって、アッハッハと笑いたくなったら読むのが、佐藤愛子さん。まちがいない❣️

    「90歳、なにがめでたい」で大笑いしましたが、あれから7年。ご健在で嬉しい。

    「なんでこうなる」→「だからこうなる」→「そしてこうなった」と流れる3冊ですが、日常生活でなんでこんなに話ネタがあるんか、尊敬します。どれも笑える

  • 図書館で。
    相変わらずな佐藤さん宅。なんていうのかサザエさんみたいな感じですがこれだけの面白いことを探すのも大変そう。そして無駄に自分の不幸自慢や病気自慢を始めるのは年をとったせいか、と目からうろこが落ちました。確かに60年前の三色ダンゴなんかどうでもええわいってなりますな(笑)

    それにしてもスカンクを買わなくてもいいだろう…
    動物を売買するのって罪だなあ、とつくづく思います。大自然でのびのび暮らせ、というと良いことをしたような感じですが本来の生態系に存在しない動物を無責任に話すのはいただけないなぁ。動物は買わないでほしいし、買ったなら責任もって一生面倒みてほしい。それが出来ない人が動物を簡単に飼育するから困るんだよなあ…と眉をひそめましたがまあ結局はノラ猫に落ち着いたみたいなのでヨカッタ、ヨカッタ。というかこの一家はあまり動物を飼うのに適した家族じゃなさそうだな…
    龍神の怒りじゃなくて今までないがしろにしてきた動物の恨みでヘビが飛んできたんじゃなかろうか。ウム。

  • そしてこうなった・・・
    波乱万丈で大変なこともたくさんあった人生。
    だけどそれを決して人のせいにせず、自分の責任として受け入れる
    この方の潔さが好き。

  • 元気になる。

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著者プロフィール

大正12年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞を受賞。昭和54年、『幸福の絵』で第十八回女流文学賞を受賞。平成12年、『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年、『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月、旭日小綬章を授章。近著に、『こんな老い方もある』『こんな生き方もある』(角川新書)、『破れかぶれの幸福』(青志社)、『犬たちへの詫び状』(PHP研究所)、『九十歳。何がめでたい』(小学館)などがある。

「2018年 『新版 加納大尉夫人 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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