陰陽師 瀧夜叉姫 下 (文春文庫 ゆ 2-18)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528188

感想・レビュー・書評

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  • 長編。
    後半にモヤモヤが一気に解消される感じが爽快。

  • ぐいぐい読まされる。
    面白かった!
    映画用のエピソードも入っているとのことだったけど、本当にそういうエンターテイメントな感じ。

    人間ドラマだなー
    キャラクターが良いんですよね。

  • 平将門という題材に心踊ったけど、読んだ結果、このシリーズは、あんまり長編じゃない方がしっくりくる、という結論。

  • 読み終わりました。これ実は道満さんが主役だな?(笑)
    あとがきでご本人も書いておられましたが、これ映画で観てみたいと物凄く思いました。
    纏めれば2時間になると思うのだけど…誰か映画化してくれないかな…。

  • 酷い場面が出てくると、毎回読むのに苦労する小心者の私。
    今回は長編だったせいか、いつもよりもそういった描写に
    多く出くわしたが、それでもストーリーはいつもの短編同様
    面白かったので、ついに最後まで読みきってしまった。

    人はどこまで残酷になれるのか。
    心の中に棲む鬼は、いつ、何がきっかけで、
    己自身を乗っ取ってしまうのかはわからない。

    それを考えると、人間はなんと弱く、憐れな生き物だと思うが、
    博雅の言葉はいつもそんな読者の抱く絶望を救ってくれる。

  • 「天下に並ぶものなき鬼をこの世に生み出すためじゃ」


    初、陰陽師シリーズで上下巻に及ぶ長編。
    承平・天慶の乱から20年ほど後、京で行われる恐ろしい陰謀。

    あたしの古代史ゼミでは、将門についてやる子もいるし、純友についてやる子もいる。
    私も、まさにこの時代あたりのことやるんですけど。

    陰陽師は師輔とか高明とかいっぱい出てきて、モチベーションあがります。

  • おもしろくて上下巻ともにすぐ読んでしまった。いつもの短編もいいが、長編もおもしろい。

  • 思いのほか時間がかかってしまった…何故でしょう??
    でも晴明と博雅の二人の関係が相変わらず良い。
    短編が多い中、今回はじっくり読めます。
    二人の会話がツボですね。

  • あー、面白かった。二十年間ずっと面白い。しかし、主人公男子2人は仲良すぎるな…。

  • 下巻も一気読みした〜。
    やっぱ博雅って、いいなぁ。癒されマス。お酒を飲みながらの、2人の会話が好きです。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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