我らが隣人の犯罪 (文春文庫 み 17-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167549015

作品紹介・あらすじ

僕は三田村誠。中学1年。父と母そして妹の智子の4人家族だ。僕たちは念願のタウンハウスに引越したのだが、隣家の女性が室内で飼っているスピッツ・ミリーの鳴き声に終日悩まされることになった。僕と智子は、家によく遊びに来る毅彦おじさんと組み、ミリーを"誘拐"したのだが…。表題作以下5篇収録。

感想・レビュー・書評

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  • とにかく読みやすい。
    強引な感じもあるけどシンプルで面白い。
    '模倣犯'読みます。

    ☑︎
    我らが隣人の犯罪
    サボテンの花
    祝・殺人

  • 隣人問題は尽きないものですね。

  • 初期の短編集:表題作:うるさい犬の隣人、、この子誰の子:父の愛人を自称する女。自分の出生の秘密、、サボテンの花:退官する校長にテキーラを。祝殺人:殺人事件の謎解きを結婚式場の人と。。気分は自殺志願:嗅覚障害でウェイターを続けられず、小説家の入れ知恵で社長をだまして本屋に。。

  • 5篇の短篇を収録。巻末の「解説」で北村薫氏は「わたしにとっての《宮部みゆきベスト1》であり続けてきた本」(「火車」が出てからはベストが2つ)と記しているが、正直どの物語も話がやや強引に進められた印象があり、はまらなかった。
    表題作は「オール讀物」推理小説新人賞受賞作。

  • 読みやすい

  • 3.5

  • 既に古き良き時代感がするけれど、真っ直ぐで、でも洒落ていてミステリー入門にも、どろどろ系に疲れた大人の読者にも相応しい優しい読後感。

  • あーなんでこんなにうまいの。
    カナヅチで頭殴られた気分。
    こんな人にかないっこない。
    私にこんな発想は少しもない。
    自信喪失。

    でも宮部さん、ありがとう

  • 久々に読んだ!
    サボテンの花、当時も大好きだったなぁという記憶。
    宮部さんは一時期めっちゃハマって読み漁ったんですが、何を読んだかが曖昧で。
    最近は文庫でちょっとずつ読んでいます。

  • 初宮部みゆき
    読みやすい。重い内容でもなんか明るい気持ちで終われる、素敵な主人公が多くて

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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