運命の人(一) (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167556068

感想・レビュー・書評

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  • 2014/2読了。

  • 読み出したら止まらない。社会勉強にもなる。

  • 特定秘密保護法案に触発されて。知る権利と秘密保護法の対立。バランスは難しいが、しかし、メディアすら公平ではないという真理。

  • 2013年110冊目

  • ドラマを中途半端に見ただけに、気になってはいたもののなかなか読めずにいた。

    弓成は自分の仕事に対する自信に満ち溢れていて、傲慢な面もあるが、人情家というところが憎めない。国益のために、と、国の密約を暴こうとするが、今の時代これほどまでに情熱を持って自分の使命を遂げようとする人がいるだろうか?

    先が気になるところ。

    弓成の行動があとになって明かされるのはちょっと読みにくかった

  • 新聞記者として、国民に真実を伝えたいと情報が飛び交う紙面。
    沖縄返還交渉の取材中、大きなスクープを得るも、簡単には表沙汰に出来ない事態に。
    しかし、その情報が思いもよらぬ展開となる。

    2013.6.2

  • 後半まで最高だったか逃走してからの失速感が凄い。
    ジョジョリオンか!みたいな。だって山豊ですよ?
    そこまではそらもう凄げくおもそろかったです。

  • 実話をもとにした小説。沖縄返還時に、米国が支払うことになっていた地権者への土地原状回復費400万ドルを、日本が肩代わりするという密約外交文書を、新聞記者が国家議員に漏えいした事件。第一巻は政治部敏腕記者である主人公の漏えいが発覚し、警察に拘留されるまで。ここから先、最高裁判決が出るまで法廷闘争が続くのか。結構きつい内容です。
    そういえば、ドラマにもなっていたのですね。見てはいませんが。

  • さすが山崎豊子さんの小説だけあって、緻密な描写でよく調べあげていると思います。テレビドラマのシーンを思い出しながら読みました。

  • 西山太吉事件を題材にした小説。政治家や新聞記者の言動にリアリティがある。どこからがフィクションなんだろうか。

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著者プロフィール

山崎 豊子(やまざき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

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