- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167570026
感想・レビュー・書評
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イギリスー。
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イギリス人の食事をはじめとした生活習慣がわかって楽しめた。
素朴なピクニックもすてき。 -
林先生のイギリス滞在記。一応シリーズは全部読破しておりますが、すっごく面白かった。読んだ後すぐにイギリスへ行ってみたんですが、他の本も含めてですが、見ると聞くではエライ違いだと思ったものです。とりあえず二階建てバスは不良のたまり場じゃなかった(笑)。
友達の知り合いんちにご飯をよばれたのですが、一番おいしかったのは、市販のケーキで作ったトライフル(デザート)だけだったのも、やっぱり手間隙を惜しむイギリス的なんだろうか、と思ったものです・・・ -
何度も繰り返し読んでる本。
食べ物の話はダイスキ!だけど、食べ物だけじゃない楽しみ方のお話。
モノだけじゃなくって状況とか人とか環境とかそれってば文化のハナシよねぇ。
知らない世界に触れるのがスキです。だから触れたことのないイギリスは興味深いです。
ナゼまずいのかって考察は膝叩いて笑いました。 -
おいしい…おいしい?
イギリスの料理の不味さの秘密は
?ぐだぐだに茹でた食感も風味もない野菜
?味付けは塩、しかも適当
?味にこだわるのは下賎、調理に手間暇かけるのは野暮。
何だかなあ…
カリカリとかしゃきしゃきとかいったテクスチャーがない世界なんて耐えられないわ。
おいしいものって、りんごと甘い蕗とフィッシュアンドチップスと午後のお茶会と燻製?くらいしか登場しなかったぞ。
素材はいいってことかしらん。
お茶会=サンドイッチやらケーキやらスコーンやらがラックに載って出てくるようなのはいいなあって思った。
あとパブ。イタリアのバールといい、社交場が大事にされてるのって好き。
そういう文化がないから日本のカフェやらなんやらって高いんだよね。あ、名古屋の喫茶店か。
スコーンはまずくない。ジャムやらクロテッドクリームやらを塗るためにわざと甘くないんだ!
ケンタッキーのビスケット好きです。
シチューとかの煮込み系もいける。味見さえちゃんとしてくれれば。
だいたい塩ひとつしか使わないくせにそれさえ味見しないってどういうことよ。
しかし、イギリス文化と思えばその食もまた美味なりとは深遠なり。 -
イギリスに思いを馳せていたら読みたくなったこの本。イギリス料理がまずい理由についての観察・考察「塩はふるふる野菜は茹でる」「魚よ、お前もか!」でまず笑った。その上で良いところもしっかりフォローしている。ウィットにとんだ文章に乗せてイギリスの食にまつわる魅力を運んできてくれる、困った本である。おかげで無性にフィッシュ&チップスが食べたくなった。
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すごいよ。これ。
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面白かった。
自国との文化の違いについて学ぶのは楽しいです。
読みやすく、楽しく読めました。
おいしくなさそうなイギリスの食事の話もありますが、とてもおいしそうな話もあるので、読みながらお腹がすいてしまいました。
スコンが食べたい。 -
中学の時、イギリスに行く直前の私にピアノの先生がくださいました。
色々あった中頂いたものなので私にとって思い出の本です。
内容は、イギリスの文化について、林望先生のエッセイ的なものです。
ところどころにある挿絵が色んな意味でイギリスらしく(笑)
気軽に読める本だと思います。 -
イギリスの「おいしい」料理についての本。
野菜は煮て、煮て、煮て、更に煮て、とことん煮て、とにかく最後まで煮っぱなし。繊維も壊れてくたくたになるまで煮てから、おもむろに塩をざっぱざっぱと。歯触りがどうのこうのと言うレベルではなく、しゃっきりもふわりもほくほくもサクサクもなく、ただあるのは「ぐずぐず」!
と、ここまで書かれていても、著者がイギリスを愛しているらしいので、可笑しみがあって良いのです。