桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活 (文春文庫 お 23-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167580032

感想・レビュー・書評

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  • 途中で読むのを断念。私には合わない文章だった模様。この作者さんの作品があまり肌に合わないのかもしれない。題名は興味を引くものが多いだけに残念。

  • 「モーダルな事象」は結構重い小説だったが、今作は表紙カバーに偽りなし、お気楽小説。
    ミステリとしてはメタを使わずしっかりしているが、いかんせん登場人物の少なさから容易に真相を推測できる。
    わかりやすくてドラマ向き。
    だが面白いのはやはり奥泉さん独特の会話劇だ。

  • 「モーダルな事象」に続く、クワコー(=桑潟幸一准教授)シリーズ(?)の第二弾。
    前作はユーモアミステリ的な要素とホラー的な要素が融合した不思議な作品だったが、今作はひたすらユーモアミステリに徹しており、とにかく笑えました。
    芥川賞作家であり、ミステリー畑でも「グランド・ミステリー」のような大傑作を書く一方、このようなおバカな作品も書ける作者の引き出しの広さには、素直に脱帽するしかないですね。

  • 奥泉光のどこまでも軽い言い回しが面白かった。
    辻村深月の解説も文章が本文と同じ言い合わしで良かった。

  • 読了日20131217

  • 生活のため?

  • 再読。

    本屋でクワコー先生が文庫になっているところをお見かけ。

    やっぱりいいなぁ、クワコー。
    底辺の底辺でそこになじんじゃう感じ。

    実家から様々なものを持ち帰る、
    嫁に行った娘みたいになってるとこもいい。
    しかし、底辺といっても
    大学の先生である。
    実家のお母さんも、
    大学の先生のクワコーが
    まさか月給手取り「十一万とんで三百五十円」とは思わないだろう。
    まさか学校の備品を持って帰ってるとは思わないだろう。
    まさか底辺の学校の生徒に
    危機を救ってもらってるとは思わないだろう。

    そして、半分以下に減った給料で
    なんとかやってこうとするけなげクワコー。
    もっと頑張る!とか理不尽と戦う!とかないのである。
    もう、ダメダメにもほどがあるよ。

    やっぱり大好きよー

  • まずは表紙に騙された!桑潟准教授は肥満気味で腹部はスイカを含んだように膨れているとあるのに!このイラストはなんなんだ!それに作中に書かれてる文章からはスタイリッシュな生活は微塵も感じられない。帯には「お茶を噴き出します」とあるがそんな場面にも当たらなかった。何より作中の無駄な太文字に目がいって読み辛い!推理も途中で分かってしまうような内容。登場人物などは特徴のある人が多いのになかなか文中に入り込めない作品だった。

  • 久々に途中で読むのやめた。

  • 1年以上前にドラマで見た記憶から読んでみたけど、私には全く読み進まず。面白くないわけではないが、私には合わない。

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著者プロフィール

作家、近畿大学教授

「2011年 『私と世界、世界の私』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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