怖い絵 (文春文庫 く 17-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167581015

感想・レビュー・書評

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  • 肖像画。
    よく考えると、ルーブルなり、美術館にあるのは、
    今はもう死人の顔。画家も死んでいる。
    色んな思いが込められてそうで怖い。

  • 怖い絵の話。。表紙が内容のイメージにぴったりあってる。

  • 同名の本を探していた時に見つけた一冊。絵の怖さというより、それにまつわる物語の怖さを感じることができます。
    掌の水かきを切られた指って。。。痛いです。

  • 名画にからめた、おどろおどろしい異形な、あるいはエロチックな心象風景が展開されている。

  • 面白かったです。
    著者は異性愛者だけど、この本を読むと
    同性に憧れをいだいていることが解って興味深かったですね〜。

  • 高島野十郎の絵が表紙だ!というだけで衝動買いしたのですが、内容にもキチンと出ていました。その「蝋燭劇場」の内容については個人的にちょっと考え方が違うのですが…
    他に絵にからんだほのぐらい情念を感じる話が8つほどはいってます。

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著者プロフィール

久世光彦

一九三五(昭和十)年、東京生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。TBSを経て、テレビ番組制作会社を設立、ドラマの演出を手がける。九三年『蝶とヒットラー』でドゥマゴ文学賞、九四年『一九三四年冬――乱歩』で山本周五郎賞、九七年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、二〇〇〇年『蕭々館日録』で泉鏡花賞を受賞。一九九八年紫綬褒章受章。他の著書に『早く昔になればいい』『卑弥呼』『謎の母』『曠吉の恋――昭和人情馬鹿物語』など多数。二〇〇六年(平成十八)三月、死去。

「2022年 『蕭々館日録 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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