やっと居場所がみつかった (文春文庫 き 18-5)

著者 :
  • 文藝春秋
3.33
  • (1)
  • (4)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167599058

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「どっぷり浸かって」考えたからこそ、独りというホームポジションを見出せたのでしょう。私もまだまだ悩むことになるのかしら。それにしても、なんか、着眼点が解かりやすいと思ったのは気のせいか?

  • 仲のいい40代女性のおしゃべりを
    聞いているような感覚になるエッセイ。
    あとがきの内容が素晴らしかった。
    「だれか」「どこか」を捜し求めない、
    ここがホームベースだと30代後半になり気づいた、という内容を読んで
    自分も歳を重ねることに少し前向きになれた。

  • 15年くらい前の、40を目前にしたシングル女性の日々を綴ったエッセイ。
    思ったより頁がなかなか進まなかった。
    得た情報は、修善寺のあさばという気配りの素晴らしい旅館に泊まってみたいなと思ったぐらい。

  • 結婚せずに一人で生きる女のエッセイ。老後のことまで考えてマンションを買ったりと「先」のことに余念のない著者の日常。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岸本葉子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×