子どもは判ってくれない (文春文庫 う 19-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 985
感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167679910

作品紹介・あらすじ

正しい意見を言ったからといって、人は聞いてくれるわけじゃない。大切なのは、「その言葉が聞き手に届いて、そこから何かが始まる」こと。そんな大人の対話法と思考を伝授。精神年齢の算出法から、敬意の受け取り方、呪いのコミュニケーションの避け方まで、話を複雑にし、「ねじれ」を活かす効用を伝える名著。

感想・レビュー・書評

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  • 内田樹さんの本を前に読んで、途中で進められなくなったけど、題名に惹かれて再チャレンジ!

    7割しっかり読んで、今回ちょっと飛ばしたところもある

    特にベトナムのビンくんの話、身体を丁寧に扱えない人に敬意は払われない
    が響きました

  • まえがきだけでもめちゃめちゃ面白い!古い本なのに、とても好き!(現在1章のはじめ、12/7)

  • 単行本としては2003,年の作品ですが今でも十分読めます。というか、「先のわからない時代にはわからないことはわからないといった方が良い」との所見は今こそ理解されるべきだと思いました。

  • 親と子の学歴について
    学歴は比例しないが知性は比例する。

    村上龍と人生
    やりたいことをやるのではなく、やりたくないことから避ける。

    なぜ私は憲法改正反対なのか、しまうまの例

  • 難しい話を難しいままにしておく

    スルメのように噛み締めていく
    じわじわと考えが感じられる気がする

  • この本で言う子供とは、子供のような大人のこと。

  • 2007-00-00

  • 内田さんの文章はくどいいうか難しい表現があり、読みづらい。私が教養がないのかもしれないが。第2章の自立のために知っておくべきことは耳が痛かった。自立していない自分を目の前にさらけ出されたからだ。どの内容も本当によく練られており、なるほどと思ったしだいで、自分が同じ事を書くとしたら、もっと浅いものになるだろうなと思う。やはり内田樹は思想家である。

  • 「ハラスメント」とは、「それにきっぱりと答えることのできない種類の問いかけや要求を執拗に繰り返すことによって、生気を奪い、深い疲労を与えること」

  • 9、本が私を読むなど、内田樹特有の一見矛盾しているが、話を聞いてるうちに確かにと頷いてしまうものが多く、読んでいて楽しい。
    日本を代表して考えるという視点に賛同した。

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著者プロフィール

1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。神戸女学院大学を2011年3月に退官、同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。著書に、『街場の教育論』『増補版 街場の中国論』『街場の文体論』『街場の戦争論』『日本習合論』(以上、ミシマ社)、『私家版・ユダヤ文化論』『日本辺境論』など多数。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。

「2023年 『日本宗教のクセ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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