- Amazon.co.jp ・本 (515ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167717599
感想・レビュー・書評
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うーん、面白くなかったわけではないけれど、途中話がだらけてしまう部分が気になった。発想はとっても面白いのに、ひきつけられるほどのめりこめなかった、残念。
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2010.10.20読了。
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雨の日に読みたい本!
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結構分厚いけどサクサク読める、設定や世界の書き方がすごく自然でうまい作品だった〜。「えっ、月導なんて知らんのだけどそれって一般常識なん??」としばらくキョドってしまった(笑)<br>
でもなんか謎に対して引きが足りないというか、そもそも何が謎なのかよく分からないまま漠然と進んでしまい、全ての真相が明らかになっても、登場人物が衝撃を受けてるのが伝わってくる上手い描写も特になく、全部読み終わっても「ふーん」って感じでした。<br>
あと炯子がどうしてもムカつくんですよね。単なるイタいカンチガイ少女にしか思えないんだけど。 -
まず、設定が面白いなと思いました。<br>
死者の想いがなんらかの形を持って残ったもの、「月導」。<br>
それは人によって様々な姿をもって死と共に現れる。<br>
歪んだ信号、氷点下のような温度、無数の光の粒…<br>
それを読み解くことのできる能力者「月読」。<br>
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ダイイングメッセージがファンタジックになることによって<br>
ほのぼのした話かと思っていたのですがもっと切れ味の良い話でした。<br>
高校生の克己と、刑事の河井さんの二者視点で描かれるので<br>
いいところで場面展開があったり<br>
ちょうど場面がシンクロしたりで飽きません。<br>
ミステリなので事件の展開がメインでしたが<br>
「月読」の能力メインで読んでみたい気もします。<br>
続編が短編集で出ているようなので楽しみです。<br>
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人が死ぬと必ず月導が残る 庭に岩が突然現れたり、冷たい風が吹いたり…この美しい世界観がとても好き
科学で解明できない事が誰の目にも映る形で本当に現実に存在していたら、どんな社会になるんだろう。
でもきっとこの本の登場人物のように疎ましく思ったり大切に思ったり人それぞれに受け入れて、または排除して適応していくのが人間か
この設定だったらもっと穏やかでしっとりなストーリーが作れると思うのだけど…他にもあるような推理・ミステリ系になっているのが私的には残念… -
★…3.5くらい。とても読み易い。わりと厚さがあったけど、それほど時間をかけずに読み終えることが出来た。続編もあるようだから、それも読みたいなぁ。