- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167717612
感想・レビュー・書評
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テレビ局がジャックされる映画化したら面白そうな作品。由紀子とブルース・ウィルスが交錯しちゃう(笑)
単純に面白かった! この後に『リカ』が誕生するとは思えない。何があったんでしょうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん……面白いっちゃ面白い。
が、ごめんなさい。いまひとつでした。
粗い、というか雑な感じがして、入り込めませんでした。
五十嵐作品は常に期待大なので、並の面白さでは満足できなくなってしまいました。
随所に五十嵐さんらしい所があって安心しますが、 -
お台場にあるテレビ局が、72時間テレビ生本番の最中に、正体不明のグループにのっとられた。劇場型犯罪に翻弄される警察。犯人たちの真の狙いは何か?30歳を目前にした女子経理部社員が、人質になった恋人を救うため、たったひとりで立ち向かう。手に汗握る、著者の全てが詰まった幻のデビュー作。
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2008/2/11 Amazonにて購入。
2012/1/23〜1/26
テレビ局が新社屋建築記念の72時間テレビを始めたところで正体不明のグループに乗っ取られる。隔離されたスペースに1人残された経理部女子社員は人質になった恋人を救うため孤独な反抗を開始する。
解説によるとこの作品が多彩な作品群を生み出す五十嵐氏の幻のデビュー作だったとか。ラブコメあり、国際謀略あり、コンゲーム的要素あり、とその後の活躍を匂わせる内容。これも五十嵐作品に共通の要素であるが、映像化にとても適した作品だと思う。でもこれを映像化するには金がかかり過ぎるか。 -
これ、五十嵐貴久さんのデビュー作なんだそうだ。
幻のデビュー作に手を加え、「別冊文藝春秋」に連載され
2005年に出版された作品。
あとがきの解説にも書かれているように
「TVJ」
本当に、妙なタイトル。
まるでDAIGOだ。
テレビジャック。
の、おはなし。
かなり、スリリング。
誰もが出入りするテレビ局。
それが、迷彩服を着て、銃を持って大勢の男たちが
ウロウロしようが、
誰も、不審に思わない。
それが、テレビ局。
ところが、綿密に練られたテレビ局ジャックだったのだ。
その狙い、
その条件。
人質。
すっごくスリリング。
高いビルの窓から落ちていった由紀子。
誰もが、転落死したものと思われていた。
ところが、
ビックリ。
ここからが、由紀子の生命力の強さの発揮。
見回りの犯人と鉢合わせたり
逃げても、逃げても追われる中
迷路のような職場が、特殊なテレビ局という作りで
由紀子の知恵と賢さが次々と描かれる。
警察もいるはずなのに。
番組ごと全国放送となったそれは、前代未聞の生放送となるけど
次は、由紀子は、どうやって
危機を脱出してくんだろう?と、
もう、読まずにはいられない。
五十嵐貴久さんの作品に
絶賛夢中です。 -
テレビ局ジャックとそれに立ち向かう女子経理部社員。この設定からおいおいとツッコミを入れたくなるが、読んでいくと色々面白い。
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ところどころご都合主義なところも見られる(29歳経理部社員由紀子のスペックが高すぎる。足早すぎ体力ありすぎ運よすぎ)が、これでデビュー作はすごいと思う。
にしても警察も犯人一味の狙いがもっと早く分かってもよさそうだが。私だって、近くにあんなに大金が有れば狙うだろう。 -
テレビ局がジャックされる話。単発で映画化しそう。でも捻りがなかったなあ。
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主人公がOLのダイ・ハードって感じ。