マイ・ベスト・ミステリー4 (文春文庫 編 17-4)

制作 : 日本推理作家協会 
  • 文藝春秋
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167740047

感想・レビュー・書評

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  • 単行本「推理作家になりたくて謀」を文庫にしたもの。

    赤川次郎と西村京太郎が登場する。
    赤川次郎は,夏樹静子を
    西村京太郎は,山村美紗を
    推薦している。

    売れっ子だけあって、目のつけどころが鋭い。

    赤川次郎は,夏樹静子の「輸血のゆくえ」を他作で、赤川次郎が自作の「日の丸あげて」と対比させて
    「二つの「血」の血の物語」として2枚の随筆を書いている。

    夏樹静子が選んだ自作は「足の裏」で、他作は木々高太郎の「文学少女」。
    随筆の主題は「短編の出発点」とのこと。

    松本清張、森村誠一も登場する、一番贅沢な一冊。

  • 昭和?の著名な作家が「最も好きな自分の作品」と「最も好きな他人の作品」を選んで本にしたもの。選りすぐりの作品だけにどれも読み応えがあり面白かった。夏樹さんと私の好きな松本さんが同じ作家「木々高太郎」さんの作品を挙げていることに興味が湧いたが私は夏樹さんと松本さんの作品の方が好みだった。よくドラマ化される山村さんの「残酷な旅路」も意外な犯人で面白かったし、美人で自信満々な女が欲をかきすぎて自滅する「魚葬」も面白かった。満足。

  • 読んでおいて損はない

  • いろんな作家の短編集。
    時代が少し古いタイプの話が多い。
    正直、どれも面白くない。
    ミステリーなのかそもそも?まぁミステリーなんだろうけど。
    先が知りたくてワクワクするような、そういうミステリーではない。ただの読み物。
    短編で、なおかつ作者が違うので「次こそは!」と期待して最後まで読んだけど、
    結局最後までおもんなかった。

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著者プロフィール

一般社団法人日本推理作家協会。推理文芸の普及・発展を目的とし、日本推理作家協会賞、江戸川乱歩賞の授賞、「推理小説年鑑」などの編纂、機関誌の発行などを主な事業とする。

「2017年 『推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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