蒼火 (文春文庫 き 27-2)

著者 :
  • 文藝春秋
3.67
  • (1)
  • (7)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167744021

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「あっしは十手扱いの手伝いをしておりやすが、人はみな同じと思います。商人も辻芸の者も変わりはありませんや」と下っ引きの巳之次郎が言う。人の命が軽くなって来てる今、この作品に出会えて良かった。

  • 読み始めてすぐに「しまった。前に読んだ事がある」と思ったら、違っていました。前に読んだのは「夏の椿」。これはその続編に当たります。同じシリーズなので似てるのは当然なのですが。
    上に書いてるあらすじを見ると、なにやらチャンバラ系のようにも見えます。また私の好みから言えば、捕り物要素が強すぎますが、本格的で重厚な時代小説です。
    もっとも重厚すぎると言うか、重苦しい雰囲気が強すぎる気もしますが、これは北さんの持ち味なのかもしれません。
    力のある作家の本格時代小説です。

全3件中 1 - 3件を表示

北重人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
伊坂幸太郎
トム・ロブ スミ...
トム・ロブ スミ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×