Op.ローズダスト 下 (文春文庫 ふ 27-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (487ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167763039

感想・レビュー・書評

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  • 全部読んだけど、とても切ない。
    フィクションなのはわかるが、切ない。

  • 大変面白く読ませていただきました。物語の流れは丁寧過ぎる位丁寧でした。この小説を読む前も警察と自衛隊の小説をよみましたが、こちらのほうが面白かったです。ただ残念なのは下巻は映像での表現がわかりやすい。正直、文章では私の読解力では把握出来ない。

  • 毎度おなじみの「この国」のネジレの指摘。
    超絶能力の主人公、哀愁ありつつ熱いおじさん、残した家族、権力争いする官僚、玉砕覚悟の特攻、アメリカの手の中にいる日本、、、著者の日本軍、自衛隊シリーズはこれで打ち止めとなった。

    Twelve Y. O.(講談社、1998年/講談社文庫、2001年)
    亡国のイージス(講談社、1999年/講談社文庫、2002年)
    川の深さは(講談社、2000年/講談社文庫、2003年)
    終戦のローレライ(講談社、2002年/講談社文庫、2005年)
    6ステイン(講談社、2004年/講談社文庫、2007年)
    Op.ローズダスト(文藝春秋、2006年/文春文庫、2009年)

  • 読み終わったとき最初に浮かんだのは「長かった」の一言

  • 小説

  • 新しいことば

  •  

  • 最終巻。
    中巻で謎らしい謎は解明されており、あとは因縁の決着をつけるだけ、といった感じ。
    一応最後にどんでん返しはあるが、こじつけみたいなもの。
    相変わらず細かい情景描写が多く、読むのに苦労した。

  • 行動描写や心理描写が細かいくて話が長いが、話は面白い。物語の展開どおり勢いよく読みたいが、内容が細かくしっかり読まないとわかりにくいところもあり、どうするか悩むところだが、とりあえず、展開に合わせて勢いよく読み飛ばして、あとでじっくり読み直すことにした。
    地の利が無いので、距離感や位置関係が特に頭に入りにくかった。これも後で地図にて確認する。

  • 4

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著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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