- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167773748
作品紹介・あらすじ
あらゆる学問を修めた亜玖夢博士が脳める衆生を救おうと開いた研究所には、社会のどん底でもがく相談者が今日も訪れる。多重債務にいじめ、マルチとどんな問題も経済理論で解決…のはずが突拍子もない処方と奇妙な助手の暴走で毎度とんでもないことに!?最先端の経済理論が身に付くブラック・コメディ。
感想・レビュー・書評
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「マネーロンダリング」「タックスヘイブン」の作者なので
すごく期待して 読みました。
感想 経済理論が 難しかった。
特に 最後のゲーデルの不完全性定理。
今も 理解していません。
内容的には 「笑うせーるすまん」的ですかね。
違うのは 最後は みんな ハッピーエンド。
なんか 物足りなさを 感じるのは 私だけですかね。
分かる方 いたら 教えてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
無茶苦茶だけど面白い。ヘンテコノミクスを読んだばかりだからなおのこと。ただ、行動経済学や社会心理学の講釈と物語そのものがどこか乖離していたのが残念。もう少し上手く物語の中で揉むことで、物語のスパイスとしての効き目も強まり、講釈そのものの深みと分かりやすさも増すのではないかなあと思う。アイデアは抜群に面白いが、分かりやすさという点ではヘンテコノミクスの勝ち。
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書評ブログで発見し、読んでみる。
小説形式で進むのですが、実用的なえりすぐりの理論を、ちょいとブラックなストーリーの中で紹介。
理論をサラリと理解しつつ、実用例が学べるところが良いと思います。
経済に興味がある方はもちろん、普段はもっぱら小説しか読まない人にも、新たな分野への扉としてお勧め☆ -
囚人のジレンマ、行動経済学、などなど
ブラックなストーリーを読むうちに
最新の経済理論が学べます。
あなたもぜひ亜玖夢研究所へ -
ファンタジーって感じかなあ。最後のエピソードはちょっと複雑だったけど、あっという間に読んでしまった。
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小学生になったら知っているべき理論。知らずに生きるのは悪だが知ろうとする必要もない。
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行動経済学、ゲーム理論、ネットワーク経済学等が橘玲さん独特の視点で解説されています。他の橘さん作品と同じくとても読み易く、悪玖夢博士と経済的に問題を抱えた人物の遣り取りがブラックユーモアも交えストーリー仕立てで描かれています。
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囚人のジレンマなど有名な理論をベースにしているフリをしたコメディ。実は理論をベースにしているのか……も?
面白かった。 -
表紙が子供の頃に使った学習帳みたいで面白いなぁと思って読んでみました。経済学の理論などは、知らなかったけれど話を読んで「ああ、これはこういう考え方の事なんだ…」と思いながら読んでいました。
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あまり、私が得意でない基本理論をベースに話を進めているのだが、ストーリーとして今一つ好きになれず。
最後のほうで、登場人物が合流するところに、読み進めた面白さが少しアップ。でも、あんまり。