勝手にふるえてろ (文春文庫 わ 17-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167840013

感想・レビュー・書評

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  • いきなり、ヤバい状況
    言いたい放題思う
    やりたい放題できず
    落ち着きどころはソコ

  • 人間臭い、リアリティのある文章だった。
    共感するところもいっぱいあった。だけど、主人公が孤独に負けてニとまた関わり合おうとするのを見て、なんか可哀想だなとも感じた。
    だからこそ人間臭い、リアリティのある話だと感じたんだろうな。

    「仲良くしようか」という別の話も収録されていたんだけど、マジで話の内容が理解できなかった。途中で読むのをやめてしまった。

  • 痛々しいなと思うところもあったけど共感できるところもありスラスラ読めた。

  • なんかすごい文学的?とういう感じ

    主人公のヨシカがすごい厨二病で恥ずかしい気持ちになるけど、おもしろい
    中学の時からほぼ会話もしたことない憧れのイチと自分のことを好いてくれてる同じ職場の二で揺れ動く話

    最後は嘘で産休申請を出したやばいヨシカを受け入れてくれてホッとした

  • 初恋を拗らせちゃったヨシカ。
    痛いけど、可愛らしい。

    映画も最高で松岡茉優ちゃん演じるヨシカ、
    まさにイメージ通りです。

    「仲良くしようか」は途中で脱落。

  • いるいる、こんな男。主人公の気持ちもわかる〜、26歳までくると、結婚に仕事、相手の相性、将来性とか現実的なことと好きな人と一緒になりたいっていう理想的なことがぶつかってぐるぐるしちゃうんだよね〜かといって、恋の火加減は自分でつけたり消したり調節不可能で、恋愛ってめんどくさい。

  • 一気に読めた。

    主人公のヨシカの考えや、感じることが、「イタイなぁ〜」と思いながらも、痛いくらいに分かってしまう自分もいる。

    最後の数行、ニに人間としての輪郭が現れる瞬間は、さぁっと心が晴れるような気持ちになった。

  • 映画と比較して、原作からどんなふうにアレンジされたかを目の当たりにできてよかった
    映画のつくりやセリフ、脚本家さんや監督さん、キャストで めっちゃ上手く作り込まれたんやなぁって思えてめっちゃくちゃ感動した!

  • 膜。この話には膜が何度も登場したと思う。というか膜が印象に残った。処女も付箋も母の言葉もイチへの思いや思い出も、薄くてすぐ剥がれちゃいそうだけど、すごく大切で絶対そこにあるもの、なのかと感じた。綿谷さんの作品はいつも、膜があって好きです。

  • 脳内妄想で二股をする純情かつ小悪魔な女性のお話。
    やっぱり女は愛するよりも愛される方が良いと再確認しながらも、これからもやっぱり追い続けてしまうんたろうなと途方に暮れる今日この頃。

    ところで綿矢りささんのが書く話は個性的で、何と言っても例えが上手い!
    読んでいて「確かに!」、「わかる!」と心の中で叫んでしまう。

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著者プロフィール

小説家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

綿矢りさの作品

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