侏儒の言葉 (文春文庫 あ 29-2)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901424

感想・レビュー・書評

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  • 他の出版社からも同タイトルのものは出ているのだが、読みやすさから購入。

    芥川語録。今でいうツイート?(笑)
    短き中にも芥川らしさが存分に出ているというか、ついつい笑ってしまう。

    私のお気に入りは「批評学」と、それに連なる「広告」「追加広告」である。
    批評というものを皮肉ったつもりが、当の批評家には通じなかったため、馬鹿馬鹿しさを全面に押し出して弁解を行う一連の流れに笑ってしまった。

    芥川龍之介は、ちょっと距離を置いた上でじっと観察していたいと思える、唯一の作家である。

著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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