警視庁公安部・青山望 濁流資金 (文春文庫 は 41-5 警視庁公安部・青山望)

著者 :
  • 文藝春秋
3.61
  • (9)
  • (40)
  • (36)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 393
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901585

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 青山望は 霊感的な調査をして
    はっきりとものが言えるオトコで 公安。
    公安の 調査技術が 急速に進んでいることが
    よくわかるが、登場人物が多く、
    その説明に スペースが割かれていて、
    物語自体は なぜか 拍子抜けるほどの
    単純化がある。

    一網打尽 というのが 青山望の 物語の特徴かな。
    新党夢は いかにも みんなの党に 類推できる。
    運輸会社、芸能プロダクション、そして フィクサー、ヤクザ。
    それぞれが むさぼろうとするが
    基幹産業は あまりでてきていない。
    ちょっと 半端な企業でしかないのが 
    あまりおもしろくないね。

    警官が どんな風になっていくのか
    それが いくつかの転落ケースがあり、
    いかにも 現実にありそうな話。

    仮想コインは 結局わかったようで、わからない
    という感じなんですね。

  • ・あらすじ
    どいつもこいつも悪者。芋づるじゃーって話。
    ・かんそう
    ごちゃごちゃしすぎ。適当に読んでたら意味わかなくなった。雰囲気は好き。

  • ○濱嘉之氏の作品。青山シリーズの5作目。
    ○政・官・業から、反社勢力、IT企業の暗部に潜む犯罪に対し、主人公・青山望を中心とする同期カルテットの活躍を描いた作品。
    ○相変わらず、警察の内部を見ているのと錯覚するような詳細な書きぶり。
    ○前作からキーマンとなっている「清水」「神宮寺」が、本作では直接登場しておらず、次回作以降への複線として描かれているのが気になる。

  • そういえば少し前に起こった仮想コインの事件。あれどうなったんだっけ?これはそれだけじゃないけど... 解説部分でよく解るw

  • 【どこまでもリアルな公安捜査の実態!】仮想通貨取引所の社長殺害事件と心不全による連続不審死事件。所轄から本庁に戻った青山は、二つの事件の背後に広がる闇に戦慄する。

  • 濱嘉之先生は面白い!
    青山望シリーズは4人の同期が
    場所や立場を変えつつ、新しい仲での
    情報を駆使して大きな事件を解決する話
    最高に面白い!(大事な事は二度言う)

  • シリーズ最新作。このシリーズは登場人物も、事件背景も複雑に絡まっていて、ついて行くのが大変です、、、。頭の体操にどうぞ。

  • 裏が複雑すぎてついて行くのが大変だが、
    あいかわらずリアリティのある話で面白い

  • ビッグデータって言い過ぎ。

全19件中 11 - 19件を表示

著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

濱嘉之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×