死霊大名 くノ一秘録1 (文春文庫 か 46-24 くノ一秘録 1)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902001

感想・レビュー・書評

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  • 題名が凄い。怖い。
    妻に図書館に代わりに行ってもらったのであるが「借りるのが恥ずかしい、もう頼まないで!」と言われた。
    題名にはインパクトあり。さて中身は?
    織田信長と石山本願寺が争い、闇の中を忍者が跳梁跋扈する、まるで「仮面の忍者赤影」のドラマ設定のよう。
    戦国時代の梟雄、松永久秀の去就が怪しいとの情報を得て、織田信長、明智光秀から依頼を受けた忍者が身辺を探ると、人をゾンビにして操る薬の存在が発覚、
    しかも松永久秀は自らを死霊と称し死霊大名として諸国を併呑しようと企む。そこに立ちはだかる伊賀で一番の凄腕、いや日本一のくノ一、蛍!
    血沸き肉躍るプロローグだが、本作はホンの出だし、いいところで終わるのは連続活劇のよう。次巻に期待!

    P.S.
    「信長協奏曲」でも松永久秀はタイムスリップしたやくざだし、この人の人物設定って何でも有りなのね。 

  • 【くノ一vsゾンビ、前人未踏の新シリーズ!】伊賀国でくノ一として修業を積んできた16歳の蛍。千利休から松永久秀を探る命を受け、父とともに旅に出る。戦国伝奇シリーズ始動!

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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