死霊大名 くノ一秘録1 (文春文庫 か 46-24 くノ一秘録 1)
- 文藝春秋 (2014年10月10日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167902001
感想・レビュー・書評
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題名が凄い。怖い。
妻に図書館に代わりに行ってもらったのであるが「借りるのが恥ずかしい、もう頼まないで!」と言われた。
題名にはインパクトあり。さて中身は?
織田信長と石山本願寺が争い、闇の中を忍者が跳梁跋扈する、まるで「仮面の忍者赤影」のドラマ設定のよう。
戦国時代の梟雄、松永久秀の去就が怪しいとの情報を得て、織田信長、明智光秀から依頼を受けた忍者が身辺を探ると、人をゾンビにして操る薬の存在が発覚、
しかも松永久秀は自らを死霊と称し死霊大名として諸国を併呑しようと企む。そこに立ちはだかる伊賀で一番の凄腕、いや日本一のくノ一、蛍!
血沸き肉躍るプロローグだが、本作はホンの出だし、いいところで終わるのは連続活劇のよう。次巻に期待!
P.S.
「信長協奏曲」でも松永久秀はタイムスリップしたやくざだし、この人の人物設定って何でも有りなのね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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