- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167905651
感想・レビュー・書評
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重松さんが被災地を繰り返し訪れ丁寧に丁寧にそれぞれの出来事と思いに向き合ってうまれたような小品集でした。
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父が亡くなって気落ちしているときに読んだ本、少し気持ちが落ち着けました。
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最初の数話は読んだんですが
だんだん読めなくなってきて・・・
最後は飛ばして終わりにしました。
こういう作品
慣れませんねぇ。。。
想像力を働かせて読んでしまうと
テレビで観た光景や
被災された方たちの
インタビュー、様子などが
思い出されて・・・ -
2016.4.29
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今やっている朝ドラのヒロイン、常子の名は、百人一首「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ 海人の小舟の 綱手かなしも」から、何でもない日常を大切に、との願いを込めてつけられています。
何でもない日常を大切に、言葉にしてしまうと、当たり前のように流れてしまいますが、それが崩れてから、心に沁みる。そんなことを考えながら、読んでいたら、朝の電車でボロボロ泣いていたり。 -
3.11の話かな
短編集。
ちょっと物足りない。
やっぱり長編が読みたい -
震災のことを思い出すとき、「被災者」というと、なんだか「ヒサイシャ」という別の人種のように思ってしまうけれど、そのひとつひとつに生活があり、人生があった、それを突然奪われた、という当たり前のことを少し理解できた。
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短編集ですが大変奥深い作品と思います。被災者の心やそれを支援したいと思う心の一言では言い表わせない難しさが表現されていると思いました。心の間合いを測れる人になりたい
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3.11に関わる短編集。中でも「記念日」という話はとても考えさせられた。相手のことをどのくらい思って行ったことでもどう転んでいくか分からない。分からないから何もしないのではなく、何か実行に移すことが大事だと思った。
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重松さんが震災発生から約1年半の間に書き綴ったという七編のお話。「記念日」が良かった。