逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法 (文春文庫 か 70-1)

著者 : 川﨑宗則

• 文藝春秋 (2016年5月10日発売)

感想・レビュー・書評

[hy343さんの感想 · 2019年7月1日]

「ムネリン」こと川崎宗則氏が、自身の生い立ち、プロ初年やMLBでの苦闘などを綴った本。タイトルの通り、苦境をどうパワーに変えるかの心構えとして読むことはできる。

一読、やみくもにポジティブである。

MLB2年目にはもう通訳をつけないとか、日本語で構わずに話しかける・スピーチする、キャッチャーできるか？と訊かれ、やったことがないのに「もちろんできる」というなど。

「イチロー愛の源泉」も詳しい。

中でもイチロー4000本安打の時、まさにセカンドを守っていた話（ライトからボールが帰って来たので、そのボールを隠して持って帰ろうとした。だが審判はしっかり見ていて返さなくてはならなかった。指紋をいっぱいつけといた）などがめちゃ痛快である。

でもこう、エキセントリックというか、ムリをするタイプなんじゃないかなあ。

ホークスは今シーズンも契約しようと考えていたが、心身の不調でいったん自由契約の状態になっているという。ある意味逆境のさなかにあるのかも知れない。復活を祈りたい。

[とーちゃん(髙橋 武志)さんの感想 · 2017年2月8日]

宗ワールドというか、文章力がないなぁ〜て感じ。あんまりでした。