- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167909529
感想・レビュー・書評
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マジか!いいの?この結末で
これは凄いよ
なんか広がっちゃうよこれ世界が
色々想像しちゃうよこれ
次回作がすっごい楽しみなんだけど邦訳が止まっちゃってるんだよね
いやこれもう絶対ミスリードだよって思わせといて…ミスリードじゃないパターンでしょって思わせといて…
最後の最後に全部ひっくり返すんでしょどうせ…と思ってたけどこのひっくり返し方はスゲーよ!
こんな結末ホントにありなの?
いや確かにいろんなところにヒントは置いてあったけども!
そして相変わらず皮肉の効いた語り口が良い!
また、今回はカーソンの上司トムがいつもに増していい味出してるんよね
当たりはソフトなんだけど、めちゃくちゃ厳しい人で、でもカーソンの味方でいてくれるかっこいい上司だ
他にも魅力的なキャラがいっぱい出てきてすごい面白かったよ〜 -
「超絶技巧で度肝を抜く。」
と言うコピーを帯に飾れるのは
ジャック・カーリィ先生だけ!
というわけで刑事カーソン・ライダー
シリーズの七作目(未訳含めず)
2019年12月現在最後の日本語訳なのが寂しい。
毎回タイトルと本のデザインから、なかなか重たく手に取りづらい印象の本シリーズですが、カーソン視点で語られるのでユーモラスにスラスラ読めます。(グロさはありますが)
今回は無差別連続殺人を繰り返す男が相手、精神的に安定してないが「ロカールの法則(犯行時、犯人と犯行現場は必ず何かしらの小さな物質を交換する)」を意識して行動するあたりからなかなか手強い。
動機も読めない脈絡の無い殺人に
カーソンはどう立ち向かうのか?
感想は…
帯の通り、二度読むしかない
事が起きる。
あとがきに書かれている様に
シーズン1の最終回の様な感じでしたが
終わり方はアレで大丈夫か?なので星1つ減
早く新シーズン出してほしい。 -
2023.06.25
カーソン・ライダーの活躍ぶりがまたしても示された。でも、最終的にこの事件で得るモノがあったのは、・・。二度読み必至との案内文あるのも納得。私はしないけど。 -
カーソンシリーズ。
ジェレミーが少ししか出てこないのが残念。
チャウシェスク政権時代の孤児のことも知らなかったので興味深かった。
ラストが今回読後感が良くなく・・次回に続くのか? -
カーソン・ライダー・シリーズ、7冊目である。
毎回とにかく面白いのだが、これを読んで驚いた。
よりいっそう、面白い!
冒頭、さる人物の様子が描写される。
さらっと理解しがたいので、一、二度読み返す。やっと把握する。
奇妙な光景だ。思わず笑ってしまう滑稽さと、うす気味悪さがある。
そして、章を改めて、我らがカーソン君の出番である。
こちらも奇妙なことをしている。わけがわからない。
このふたつの場面が、まさに物語のはじまりで、そして全てなのだ。
読み進めれば、たびたび思わぬところで、これらの場面のなにかが大きく関わってくる。
まあとにかく、本屋でこの本を手にとって、冒頭第一章を読んでみよう。
奇妙さ、滑稽さ、気味悪さを覚えたら・・・つまりはそれに魅了されたら、まっすぐにレジへと行こう。
ただし、ここは大事な注意点。これはシリーズ7冊目なのだ。
前の話を読んでいなくても面白い。それは間違いないのだが、
話の中にさらりと、これまでの本のあれこれが、明かされてしまっている!
もしも、これまでの話も楽しみたいのなら、1冊目の『百番目の男』からどうぞ。
飄々と茶化し、さらりと皮肉るカーソン節は、どの本でも明るく面白く飽きさせない。
そして彼の恋愛遍歴にやきもきしたりすることもできる。
私はといえば、もうこれは寅さんシリーズのマドンナだなと思うようになった。そういう楽しみでいこう。
そんな軽さに加えて、このシリーズは、私に実に啓蒙的な働きをしてくれた。
「人を見るには、その人の目を見よ」
シリーズ中で私はこれを知った。
人の目を見よとはよく言われることだが、「目だけを見る」ことで、その人の見せかけではない姿が本当に見えてくる。
その簡単な方法が、シリーズ中に書かれてあり、またこの『キリングゲーム』の冒頭にも描かれている。
これは、すべての人間が会得すべき方法だと私は思う。
自分の身を守るためにも。
アメリカでの出版が2013年。
2017年の現在には「フェイク・ニュース(偽ニュース)」という言葉をよく耳にするようになった。実際、世に数多く吹き荒れている。
その「フェイク・ニュース」がどのように作られるか、広まるか、そのひとつの形がこの本に描かれている。
カーソン君の軽口につい「明るい娯楽小説」扱いしてしまうが、実はこのシリーズは現代社会の問題を皮肉ったり、注視させたりする、上質な文芸書なのである。
強くお薦めすると同時に、
「早く次を翻訳してください!」
と、これまた強く願っている。
ちなみにシリーズの順番は以下のとおり。
『百番目の男』
『デス・コレクターズ』
『毒蛇の園』
『ブラッド・ブラザー』
『イン・ザ・ブラッド』
『髑髏の檻』
『キリング・ゲーム』 -
うー、そういうことだったのか。「二度読み必至」と紹介されていたので、ずいぶん警戒しながら読んでいたが、してやられました。終盤なんか、どんどん残りページが少なくなってるのに、これをどうひっくり返すの?とハラハラしてたら(いや、別に私がドキドキする必要はないわけだけど)、最後の最後でオドロキ二連発。なるほどね~。
終わり方が何ともクール。ラストの電話は、ライダーの今後への伏線かな?このシリーズは邦訳されていない作品があるんだけど、なんでだろう。次作が待ち遠しいです。
オマケ。ミステリで探偵役が刑事の場合、警察内部で孤立したり、上司からにらまれて苦境に陥ったりするという展開がよくある。本作もそう。しかもかなり不愉快なんだよね。サスペンスを盛り上げて、主人公への共感を誘うといった効果があるのだろうが、私は苦手。それと、作品ごとに新たな恋愛対象が「彩りを添える」みたいなのも好きじゃないなあ。そういうのなくても充分おもしろいと思う。 -
お馴染みの登場人物が一通り登場。フレッドの服は相変わらずステキ。事件は解決したことになるけど、この後何も起こらないんだろうか? ちょっと不穏。
最後まで読みたい…
最後まで読みたい…
こんちは!
ほんとどうしたらいいんでしょう?
とりあえずひとり3冊くらい買いましょう
もしくは革命
こんちは!
ほんとどうしたらいいんでしょう?
とりあえずひとり3冊くらい買いましょう
もしくは革命