- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167913205
感想・レビュー・書評
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読まないからの推理、邪推もあり読みやすかった
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さてさて何やら面白そうだと思い買ったわけだけど、そんな私も罪と罰を読んだことがない。登場人物の多さに負けた挫折組の一人である。
本作の途中(読前座談会)まで読み切って、思わずドストエフスキーの作品を買い込んでしまった。ここまで明らかになっているのに最後が、そこまでの経過が見えないなんて、読書好きは皆そわそわするだろし、最早読まずにはいられない。4名の作家さんも同じだ。そしてきっと今回は、挫折せずに読みきれると思う。読後座談会を読む目的があるから。
それに難しい(あるいは厄介な)作品に取り組むときは、まず「読まずの読む」のもありなのかも。想像力を働かせて読む本は、いつにも増して面白そうだ。 -
本を読まずに語り合う事はできるのか?
前代未聞かもしれない読書会。 -
もうもうめちゃくちゃ自由でおもしろい。
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世界的名作を未読のまま作家たちが語るという特異な状況で、作家各人も個性と才能がぶつかり合う。思ったよりずっと面白い。
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罪と罰を読んでみたくなった。そう思わせるところがすごい。
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2019年7月17日購入。
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このような切り口で海外の名作を紹介する面白さ。うろ覚えの記憶と、しをん嬢の妄想も交えて『罪と罰』が語られた。ラズミーヒンの語感から馬を連想して、はては「おーい!はに丸」へと繋がり、「はにゃ~」って馬は喋りませんから! 思わず出先なのに噴き出してしまった。後日、4人の作家が忙しい中で『罪と罰』を読んだことがすごいと思った。自分に『罪と罰』を読む切っ掛けをくれた本書に感謝。
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私には、難易度が高い本でした。罪と罰に登場してくる人数が割と多いのと、カタカナになので、メモしながら読み進めました。1度でなく、何回も読み直したい本でしたが、しばらくはいいかなって感じです。
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この本読む前に「罪と罰」読んでたから、あーでもないこーでもないと内容を推理してないで読め!と思って途中で挫折。