- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167913649
感想・レビュー・書評
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「思っていた」ことは実は「思いたかった」ことなのかもしれない。
死ぬことが怖いって思い知ってもらうことで、真っ暗なこと国でも死にたくない一心で生きてくれると思う。 -
悲しい。子供の貧困についての話。どの親に生まれてくるか自分で選べないのだから、子供は被害者だよね。悲しすぎる。
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希望が「死んだ」夜に。か…
参考文献の多さからも作者の本気度が分かる作品。自分も、“想像”して生きてみよう。見えない景色が見えるはず。 -
描かれているのは
「子供の貧困」「生活保護(バッシングも含む)」など重いテーマだけど、
読みやすい文体と真相が気になる展開で一気読み。
軽々しく面白かったなどとは言えないが、読んで良かった。
解説の「明暗社会」もなるほどと思った。
最近読んだ他の本でも思ったが、想像するって大切。
もちろんそれで全てがわかるわけではないけど、
バッシングする前にほんの少しの想像をしたい。 -
子供の貧困を軸に展開するミステリー。
同級生を殺害した少女が逮捕されたが、殺害理由を頑なに話さない。なぜ殺害に至ったのか理由を探っていく。
警察側と子供側に視点を移しながら進んでいくストーリーは、警察パートはミステリー的な文章で、子供パートは青春小説のような文章で描かれてて、でもちぐはぐな感じはなく読み進められた。
この少女はこれからどうやって生きて行くのかと考えると心が痛い。