お母さんの工夫 モンテッソーリ教育を手がかりとして (文春文庫 さ 46-3)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167915179

作品紹介・あらすじ

ママ、あせらないで! 子育ては、楽しまなくっちゃ。脳科学に基づくメソッドが、家庭ですぐにできる!先輩ママの実践レポート多数【ロングセラー『お母さんの「敏感期」』シリーズ決定版】「早く片づけなさい!」「まだやってないの?」ひっきりなしに、子どもに指示を出していませんか?モンテッソーリ教育は、あの将棋の藤井聡太さんを育てた教育法ということで注目されましたが、いつでも、どこでも、誰にでも、すぐに実践できる教育法です。子どもの集中力を高めて意欲を引き出し、自立心を養います。実際のモンテッソーリ園で園児の様子を撮影したカラーグラビアや、相良敦子さん生前最後の講演録、最新事情の書き下ろしなどを大幅に追加し、見て楽しく読んでためになる新しい1冊に生まれ変わりました。先輩ママの実践レポートを多数収録しているので、具体的にどのように子どもに接すれば良いか、ヒントが満載です。親のささやかな工夫で、子どもは大きく変わります!●平和を生きる子どもを育てる●本当の「躾」とは?●子どもは自分で選んだ事に集中する●子どもが一人でできるようになるサポート法●「お母さんのイライラ」の特効薬のような教育法●子どもにとって一番大切な時期、「敏感期」って何?●「子どもの見方」のための知識をもつ●モンテッソーリ教育が前頭葉を育てる●よくあるモンテッソーリ教育への誤解

感想・レビュー・書評

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  • 今週の本棚:『お母さんの工夫 モンテッソーリ教育を手がかりとして』=相良敦子、田中昌子・著 - 毎日新聞
    https://mainichi.jp/articles/20200711/ddm/015/070/004000c

    文春文庫『お母さんの工夫 モンテッソーリ教育を手がかりとして』相良敦子・田中昌子 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167915179

  • マリア・モンテッソーリが医学博士で、哲学・生理学・精神医学も学んでおり、モンテッソーリ教育が科学的な視点から作られた事を初めて知った。
    子供が主体、親の役目は見守ること。

    ・全ての生物に敏感期(特定の事柄への感性が特に敏感になる時期)があり、幼児が突然不機嫌になるのはそれが阻害されるから。幼児の行動には理由がある。自然の法則に沿った成長を大人が阻止してはいけない。

    ・興味のあることを集中して行い、自分で終了した後は、満足して良い子に変わる。→ここまで来たらおしまい、を自分で決めさせる

    ・教える時は提示(一連の動作をゆっくり、はっきり、最後までしてみせる)する。幼児は言葉と動作を同時に理解できないので、動作中は話さない。

    ・選択肢を用意して子供に選ばせ、集中していることは気が済むまで止めない。

    ・子供が主体。大人の役目は観察して環境を整えること、ゆっくりやり方を見せること。

    ・自分も相手も気持ち良く。

    ・癇癪、乱暴、無気力などの子供の逸脱は大人への抵抗。

  • モンテッソーリの教育については何冊か読んでいるが、文字だけではない環境で一度学んだほうが良さそうだ。
    教育理念については素晴らしい。ただ、実際には環境を整えて子供を待つ親の心の余裕、子供が自発的に選択していくような仕掛け作りができる親の心の余裕が必要だと感じた。

  • ものの見方をたくさん持つ。そのための知識なんだ。知識も知力も大切

  • モンテッソーリ の簡単な導入本から興味を持って
    初めて読んだ相良先生の本。

    生理学に基づいた、全世界、誰にでも共通する発達過程に基づいて
    その成長を手助けするモンテッソーリ教育の考え方に
    より一層理解が深まりました。

    「人格の形成」
    全ての基盤は本当にここだと思う。

    脳科学の側面から見た考察も説得力がありました。

    モンテッソーリ教育について
    もっともっと深く知りたい、と思えたので
    もう何冊か読んでみようと思います。

  • 【あせらなくて大丈夫! 子育てがグンと楽しくなる教育法】小言が止まらない……イライラの悪循環を断ち切ろう。子どもへの接し方には、ちょっとしたコツがある。先輩ママの実践レポート多数。

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著者プロフィール

相良敦子(さがら あつこ)
1959年生まれ。脚本家・作家。
学習院大学文学部史学科卒業。
制作現場を経て、NHKの脚本懸賞入賞を機にデビュー。
以後、テレビドラマを中心に、ラジオ、映画、舞台、小説、絵本と、幅広いジャンルで執筆している。
主なテレビドラマに、連続テレビ小説「ウェルかめ」、「バッテリー」、「七子と七生」、「昨日の敵は今日の友」、「シングルマザーズ」、「サイレント・プア」(以上NHK)など多数。

「2022年 『感動する、を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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