教師が変わる!授業が変わる!「ファシリテ-ション・グラフィック」入門

著者 :
  • 明治図書出版
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本棚登録 : 59
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784180199259

作品紹介・あらすじ

「ファシリテーション・グラフィック(FG)」とは、話し合いの内容を記号や図を使ってわかりやすく視覚的に表したものです。議論を「見える化」するだけで、会議の能率があがる、メンバーが元気になる、成果が上がる…そんな夢のような話は「本当のこと」なのです。本書は、こうした「信じられない効果」を生み出すFGのコツを、学校現場での実践を通してまとめ、解説しています。教育現場にいかすコツを知れば、効果も倍増します。

感想・レビュー・書評

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  • 教師視点の「ファシリテーション・グラフィック」(以下FG)について書かれた、唯一の図書ではなかろうか。
    (あったら、是非教えてほしい)

    二章 誰でも使えるFGスキルは、私のような初心者にとって、非常に参考になる内容である。

    子ども同士の学び合いにFGを用いる方法・ステップについては詳しい記述があるが、教師主導で黒板に記述する形の実践例は少ない。
    その点を差し引いたとしても、教師がFGを行うためには必見である。

  • 近年「グラレコ」という言葉を聞くようになりましたが、その上位概念「ファシグラ」の解説書です。
    やり方だけではなく、体系化された理論が載っているため、「意図的に(見よう見まねではなく)」ファシグラに取り組めるようになっています。
    これまた近年話題に上がってきた「思考ツール」に関することも書かれていますが、驚くべきことにこの本は、黒上先生の有名な資料が公開される前に刊行されています。
    復刊で入手したため手に入りにくい本ですが、会議等でまとめ役をする立場の人なら、読んで損は無いと思います。

  • 教師のための本だったです。ファシグラで書けば面白かったかも。

  • 知人からの紹介で読みました。

    著者である藤原先生のFGを先に拝見してからの通読でしたので、頭の中で理論と実践の「つながる感じ」が心地よく、「書いてみたい」気持ちが高まりました。

    学校の先生方の授業の作り込み方、視点の持ち方、研究の取り組み方などにもふれることができ、先生方が子どもたちのために真摯に向き合ってくださっているお姿に、改めて頭が下がる思いでした。

    さて実践。
    まずは日頃のノートと、ミーティングから取り組んでいこうと思います。

  • 「ファシリテーション・グラフィックの一例として」
    著者の数多くの実践手法から、得られた成果が例として挙げられている。
    入門という題名から、用具・書き方・フォーマットなどの具体例を期待したが、その点については一般例と言った感じにとどまっている。
    注目は校内研修での活用例。最初に使い示す教師や大人が、まずは身に付け、その有用性を実感しているところは、まさに入門編に位置づけられる。
    まず始めてみている方が、新たな視点や方法を確認するにはベターな一冊。
    FGの写真がもっと沢山あると、より参考になったと感じた。

  • 北海道の藤原先生の著書。
    何度か「作家の時間のワークショップ」でお見かけしたことがあり、そのとき見せていただいた、「グラフィック」にただただ驚いた記憶があります。こんなに書けるなんて、うらやましい!

    でも、この本読んで少しずつできそうな気がしてきました。
    ようやくうちの学校の会議にも、ホワイトボードや模造紙が常時使われるようになってきました。ボクも書くんですけど…いまいち上手くかけずで…藤原先生が実践の中で大切にしてきたスキルは、どんどん生かしていけそう!やっぱやってみることが大切ですね。

  • ファシリテーショングラフィックを使った実践の本

    ファシグラの基礎から
    すべて書かれている。

    いろいろな学びがつながり
    新しい実践が生まれていきそうな本でした。

    ノートにも話し合いにも使える
    そしてこれからどんどん進化していきそうな本でした。

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