七都市物語 シェアードワールズ (トクマ・ノベルズ)

  • 徳間書店
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本棚登録 : 117
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198506629

感想・レビュー・書評

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  •  面白かった。
     七都市ワールドの設定に面白さを感じていて、田中作品のファンなら、そこそこ楽しめると思う。(個々人の好みにもよるが)
     個人的には、3話めに入っている、横山信義の“オーシャンゴースト”が一番楽しめた。

  • ある作者の世界を使用して他の作者が書く形式 戦史ものとかにしてしまうとなんか違う感じ。 登場人物の皮肉な感じとかないと、なんか違う感じになるのかなぁ。

  • 【122】

  • この間文庫になりましたね。図書館で借りたのですがてっきり文庫本が来るかと思ったら新書サイズでびっくりしました。

    小川一水さんが目当てで読んだのですが個人的に一番面白かったのはTMの話でした。流石プロだなあ、同じ設定を使ってうまく調理するモノだ、と感心致しました。

  • 2007/08/29

  • ●かつては出せば必ずベストセラーを誇った田中芳樹大先生が、それらのシリーズを放り出し趣味の中国小説ばっかし書いているので、業を煮やした出版社が中古品をリサイクル&弱リニューアルして市場に出してみた、って解釈でいいんでしょうか。今回のイベントに参加した(させられた)のは四名の作家さん。
    下馬評によると、並び順=実力順(←キャー・・・)だそうで、そういや前半二名はどこぞの賞レースで目にしたこと覚えあり。ま、賞取れる小説すなわち面白い小説だとも限りませんのですが。
    ●感想。やっぱ元祖の方が面白かったような。とはいえ、オリジナルの短編集を読んだのは10年以上前なので、そもそも今読んでも当時と同様には楽しめないのかも。書いてる作家さんにしても、他人のフンドシで勝負するのはツラいんじゃ? 年表つき設定はさぞめんどくさかろうし、キャラはうんざりするほど人気あるしで、案の定と言うべきか「キャラが違う!」なる書き込みを目撃した私だったのでした。まあ、私も違ってるとは思いましたよ。そんなもんだ。

  • 2006/10/15読了。元の七都市物語は実家においてあるので、巻末の年表が非常に役に立った。全4作、なかなか読みごたえがありました。もっとたくさんシェアードした作品が出てくるといいなぁ。

  • まともに読めたのは小川一水くらい……。

  • 通常の七都市物語の画像がないのでシェアードワーズで代用

  • 田中芳樹さんの「七都市物語」の世界を舞台に、4人の作家がそれぞれ短編を書く。
    それぞれの「らしさ」が田中さんの開いた舞台にて発揮していて、面白かったです。
    確かに、オリジナル一作で終わるにはもったいない物語世界だったので、筆の遅い筆者に代わって書いてくれる人がいるならそれはそれでいいのかも。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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