- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198602352
作品紹介・あらすじ
おかあさんはおとうとばっかりかわいがる。あたしのことなんかほったらかし。それならあたしは、すてごになろう。すてきなおうちに、もらわれるんだ。家出した女の子と、すてごなかまの動物たちが大かつやく。たのしく、ほろりとするお話です。小学校低・中学年から。
感想・レビュー・書評
-
ちょっとした抵抗で家出して、でも自分が年長者になったと受入れる。ここの動じない両親を見習わねば、と思いつつ、できてないッス。
★★★
うちにおさるの弟がやってきた。可愛くなんて全然ない!それなのにお父さんもお母さんもおさるに夢中。それなら私は捨て子になって私だけを可愛がってくれる家にもらわれていくんだから!
★★★
絵本から児童文学に移行できるようになったくらいの子向けです。一人で行動できるようになったお姉ちゃんのちょっとした抵抗と動じず受け止める両親。話も面白く展開も楽しめます。息子は「なによ おにばば あかんべー」などという反抗の言葉に大喜び。私は亀を飼うのって大変だなあと変なところに感心してしまいました。シリーズで「やっかいなおくりもの」「にぎやかなおけいこ」へ続きます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
我が家と同じくお姉ちゃんに弟。弟に嫉妬してしまうお姉ちゃん。あるある〜。両方とも小学生になった今では微笑ましく読むことができました。
お姉ちゃんがちょっとふてぶてしいというか、ちょっと偉そうな子どもで、おもしろかったです。 -
2010/4/17
-
下に弟や妹が欲しいけれど、複雑な気持ちの子供のために読みました。
-
これ好きだったなぁー☆今でも暇になると読んだりします。
-
お姉ちゃん視点で読んでしまうので、どうしても泣いてしまう。
おさるのような弟が突然家に来て、悔しくて、すてごになることに決めたお姉ちゃんの話。
低学年から読めるけど、内容を噛み締めて楽しめるのは中学年からかなあ。 -
子供が好きな絵本
-
■伊藤忠055
#ごきげんなすてご
#1階本棚
#小学校低中学年から
■出版社からの内容紹介
三か月まえ、弟がやってきた。弟の顔はおさるだった。でもお母さんは弟ばかりかわいがる。それならいいよ、あたしはすてごになって、すてきなおうちにもらわれるから…。家出した女の子が、「すてご仲間」になった犬、ねこ、かめといっしょに大活躍! 小さなおにいちゃん、おねえちゃんたちの心をきゅっとつかんだ、人気の幼年童話です。
#114ページ
#伊藤忠寄贈図書 -
赤ん坊の弟に嫉妬した女の子は、「りっぱな すてごに なるんだ」と言って家を出る。段ボール箱に「かわいいすてご」と書いて中に入ると、なんだかわくわくし始めた! 素敵な家にもらわれることを夢見ていると、迷い犬やノラ猫、亀も捨て子仲間に加わって…。
ユーモラスで楽しい、でも最後にはほろりとするお話。拾われようと媚びてみたり、拾われなくて毒づいたりする女の子が可愛い。女の子を見つけた両親も、ちゃんと子どもの世界を理解して言葉をかけるユーモアの持ち主で素敵。全ページに挿絵があってすごく読みやすい。5歳〜低学年向け。