日本史鑑定

  • 徳間書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198609603

感想・レビュー・書評

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  • 明石散人先生の本見つけた!
    この切れ味がたまりません

  • 普通の歴史観とはちがう二人の座談。
    髙橋氏は,少しUFOにかぶれてるかも。


  • 目から鱗。
    刺激度興奮度ともに最高の歴史ミステリー論考。
    ◆日本の時代区分は何を基準に誰が決めたのか
    ◆正史と偽史の分かれ目
    ◆日本人は模倣が大嫌いだ
    ◆日本史の時代区分は行財政改革に基づいている
    ◆特殊能力者“稗田阿礼”とはどんな人物か?
    ◆神代文字とは「ひらがな」のことだ
    ◆東北のアラハバキ信仰は出雲の磐座信仰から生まれた
    ◆『写楽殺人事件』制作秘話
    ◆聖徳太子の死因は水銀中毒だ
    ◆玄武は亀じゃなくスッポンだ
    ◆意図的に隠された天皇家のソフト「道教」
    ◆宇宙人仮説を用いなくても古代史の謎が解ける?
    ◆ストーンサークルには道教の根源がある
    ◆鳥居とストーンサークルを結ぶ糸
    ◆なぜ天皇家の神事に病気治療がないのか
    ◆日本には学問としての神道はあっても信仰としての神道は存在しない
    ◆道鏡事件が怨霊の根源
    ◆藤原・秦・賀茂の連係プレーが怨霊を操っていた
    ◆古代日本に天皇に匹敵する裏勢力があった
    ◆朱雀門の鬼は博打打ち
    ◆龍の爪の数は国によって違う
    ◆佐々木喜善を葬ったのは柳田の「序文」だった
    ◆『聴耳草子』こそ東北の民俗学のバイブルになり得る
    ◆『遠野物語』に縛られている遠野の悲劇
    ◆天皇家こそ民俗学の宝庫
    ◆神を信じられない今の日本人に民俗学は成立しない
    ◆金売り吉次が藤原氏の繁栄を支えていた
    ◆将門の時代から東北に蠢く物部氏の影
    ◆義経北行伝説の信憑性
    ◆藤原征伐は義経と頼朝が組んで仕掛けた
    ◆江戸時代、義経北方伝説は常識だった?
    ◆歴史小説の王道、全編ライブを貫いた『炎立つ』
    ◆冒険の定義と評価
    ◆日本最大の発明は浮世絵だ
    ◆家紋とコレクターの存在が明治の開国を陰で支えていた
    ◆日本で作家と言えるのは写楽ただ一人etc.

  • 歴史ミステリー考。対談集なので、熱気がダイレクトに収録されている気がして面白いです。作品には書かれない作者の考え方が読めて嬉しい。

  • 日本の時代区分は何を基準に誰が決めたのか、聖徳太子の死因は水銀中毒、意図的に隠された天皇家のソフト「道教」、「遠野物語」に縛られている遠野の悲劇など、目から鱗の、刺激度興奮度ともに最高の歴史ミステリー論考。

  • 重いべや。古代物部氏は日本を裏から操っていた!義経は頼朝のためにスパイをしていた!昔の人は視力が5.0くらいあった!柳田国男の遠野物語はパクリだった!昭和天皇は三種の神器を守るために太平洋戦争を終わらせた!相変わらず会話が噛み合ってないように思えるのは私だけなのかな?

  • 超才・明石散人と鬼才・高橋克彦という世紀の対談がここに実現!!日本の歴史からUFO、鬼など、2人の視線から覗いた世界観が凝縮された1冊!!

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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