おにいちゃんは世界一

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784198615253

作品紹介・あらすじ

ぼくは、おにいちゃんがだいすき!もっといっぱいあそんでほしいのに、おにいちゃんは、なかなかいっしょにあそんでくれない。ある日、やっとおにいちゃんとあそべることになったんだけど…?おとうとの気持ちで読んだり、おにいちゃんの気持ちになってみたり。読むたびに、違った面白さが味わえる絵本。5歳から。1995年エクスプレッセン・ヘッファクルンペン賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 「オレとはぜーんぜん違うね。」
    「だいたいさ、二人で崖登るとか無理でしょ。どっかでアリャーって落ちるでしょ。」(S9)
    チビ兄ちゃんはなんだかニヤニヤしながら聞いている。

    ぼくのお兄ちゃんは凄いんだ。友達から親分って言われてるんだ。
    ある日、パパとママがお出かけで兄弟二人でお留守番をすることに。
    リビングでテントを張り、ご馳走を食べる。ワクワクする夜。
    翌日、ずっと一緒に遊ぶと約束したお兄ちゃんだったけど、友達がやって来て。
    最後までニヤニヤするお話。
    弟くんはいくつなんだろう。素直すぎて怖い。
    うちのMだったら「こんなのいらねー!」って確実に投げつけたり、ひとあばれしているだろう展開。

    海外の兄弟絵本は子ども目線での本音を描いているものが多い気がする。そして善悪の判断は読み手に任せるような。
    日本の兄弟ものはやや大人目線で語るから理想像だよねって思ったり、説教がにおってくる後味。

  • おとうとは、木にしばりつけられたことを、なんでお母さんに言わないのかな? 言ったらおにいちゃんといっしょにあそんでくれなくなるからかな?

  • いいね〜

    12さいと6さいくらい?の
    兄弟のはなし

    やさしくてかっこいいおにいちゃん

  • お留守番の兄弟、弟はお兄ちゃんに遊んでほしくてしかたがない。でも、お兄ちゃんは弟がじゃま。そんな兄弟がはじめた遊びとは…。

    読みやすい大きな字、明快で愛らしい挿絵です。一人読みをはじめた子ども、特に男の子にオススメ。
    読み聞かせなら、小学校の図書ボランティアのように、大人数相手で時間が限られた場所よりも、おうちでじっくり読んであげるのがベターかと。

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著者プロフィール

スウェーデン、ストックホルム生まれ。現代スウェーデン児童文学を代表する作家。リンドグレーン賞などさまざまな賞を受賞していて、日本でも多数の作品が翻訳されている。著書に『おじいちゃんの口笛』(ほるぷ出版)、『シロクマたちのダンス』『夜行バスにのって』(偕成社)、『ちいさくなったパパ』(小峰書店)、『パパが宇宙を見せてくれた』(BL出版)などがある。

「2024年 『難民を理解する絵本(全2巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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