- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198615321
作品紹介・あらすじ
「いま、この瞬間、ここに在るとき」愛、喜び、平和、すべてはあなたのもの。世界中で注目される万人のためのさとり方Q&A。
感想・レビュー・書評
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エゴが口論、トラブル、ドラマを作る。
悪いことは自分でこしらえている。
今、ここに在ること。
そうであることをそのまま受け入れる。
ここ何年かずっと考えてきたり、読んできた仏教の考え方と同じことを言っている。
これまで実践して実際に感じたことと近い感覚のことが書いてあり、人が幸せに生きるにはやはり判断しない、反応しない、ここにいることに気づくというのが一番なのかなと思った。
自分の中に幸せはあるということ。
すぐに気持ちが薄れちゃうから毎日でも読みたい。
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いま、ここに生きる その大切さと、こつを対話式で詳しく説明されています。
とても深い本です。お気に入りベスト3のうちの1冊です。 -
好き嫌い分かれると思うけれど、私はすごく良い内容だと思った。すんなり馴染む人にとっては、本当に人生変わってもおかしくない内容だと思う。
マインドフルネスと呼ばれているものを、もっと核に掘り下げた内容。
ニセモノのアイデンティティ、ていう言葉がすごく刺さりました。
翻訳されている方が、宗教的な表現や、筆者が自己陶酔しすぎている文言はあえて省略されたとあるだけに、抵抗なく、生き方の処方箋として違和感なく、全ページにマーカー引きたいくらいに腑に落ちた。
私自身、共感性のようなものが高く、他人に疲れるときがある。他人の話を聞く際になるべく身体から自分の根っこを離さないように聞いたり、自分で感覚的に調整していたことが、この本に言語化されて記載されており、長年の疑問がすんなり腑に落ちました。
必要な人には必ず刺さるであろう本。 -
【この本を読む目的】
・時間の概念について疑問を持ったから。
【学び・気付き】
・時間は幻、時間に焦点を当てると過去と未来という時間軸が現れ、最も重要な「今」を見失う。
・「今に在る」
【ネクストアクション】
・思考を観察する。
・感情的な気持ちを手放す。
・今を意識する。 -
いま、に在ること。今行っていることに前意識を集中させる。手段が目的に変わる。階段の一歩一歩に前意識を集中させる。これが、完全にいまに在ること。
心の平安度が高まれば成功している。
思考をほんとうの自分とみなすことをやめる。
思考のすきまをつくると、意識の光が輝きだす。
思考と意識は同意語ではない。思考は不要なもの。
悟りを開きたい、が欲望のひとつにならないよう、努力しない。思考を観察する人、になる。目覚めた人、になる。
思考はほんとうの自分ではない。時間は幻だと悟ること。
時間に焦点を当てることは、過去と未来に焦点を当てることになる。そうすると、貴重ないま、を見失う。
苦しみが存在するには、時間が必要。苦しみは今の中では存在できない。
人生の状況、に苦しんでいる。人生の状況は時間の中に存在する。
呼吸に神経を集中する。今を感じる。
苦しみの根底には、たえまない欲望がある。
文句を言う、考える、ときはネガティブエネルギーを発している。その場を立ち去るか、受け入れる。
待つこと、に人生を費やしていないか。
今に意識を集中させていれば、思考活動はストップする。いまに在る、状態から外れた時、禅の和尚から叩かれる。
寝るときのエクササイズ=全身の生命エネルギーを各部に分けて15秒くらいずつ、はっきり感じ取る。
呼吸に集中する。
出来事はみんなポジティブ。あるがままを受け入れる。
思考が、良い悪い、好き嫌い、をつくりだす。
手放すこと、執着を捨てること、は敗北、あきらめではない。手放すことは内部の心持ち。状況を変えようと努力することとは別。ぬかるみから抜け出す行動には集中する。レッテルを張らない。この瞬間にすでにそうであるもの、は受け入れる。そのうえで努力する。 -
難しい言葉で書かれているわけじゃないけど、所々くり返し読んで意味を考える場所があった。
内容が深いので、時間をかけてゆっくり読んだ。
くり返し書いてあるのは、「今に在る事」
この本を読んでみて、自分は結構さとりに近いところにいるのでは?なんて思ったりもした。
よく言われるけど、やっぱり瞬間瞬間を意識して過ごすことが大切なんだと思う。 -
平易さと説得力をかねそなえた新しいさとりの書だ。
さとりについてこれまで多く語られてきた。本書も、言葉にしえないそれを指し示すのだが、何かが一味違う。とても新鮮に響き、しかも得心がいく言葉の連続だ。ページのほとんどをマーカーで塗りつぶしてしまうほど。この本に出逢えたことの喜びを、読んでいて何度もかみしめた。
本書の新鮮さのひとつは、その普遍性、統合性にある。聖書の言葉や仏教、とりわけ禅への言及も多いが、序章にあるようにまさしく「普遍的な魂の教え、あらゆる宗教のエッセンスを統合し、現代向けに書き改めた書」といえよう。「大いなる存在が、自分とともにある」ことがどんなことなのか、どうすればそうなるのか、とても分かりやすい言葉で、説得力をもって語られている。永く読み継がれていく名著だと思う。私自身、4回、5回と読み返していきたい。 -
絶品。
とことん悩んだことがある人でないと理解できないだろう。 -
ジャンル的にはスピリチュアル系の本当ということになる(訳者が飯田氏だし)。
「いまに在る」ということが全てで、キリスト教や仏教と通じる部分も含めて、その重要性が全編で述べられている。
確かにその部分は理解も出来るが、「いまに在ること」それだけで、全てを「手放すこと」が出来て、解脱?悟りを開いた状態?に至れる、というのは心底からは納得できない。
というより、その状態を経験したことがないので、実感できない。
漠然とした不安感や、将来に対する恐れなど、手放したいものは多くあるのだが…。