いつもだれかが…

  • 徳間書店
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  • / ISBN・EAN: 9784198616267

感想・レビュー・書評

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  • 私もこんな風に誰かが守ってくれてるのかな。
    おじいちゃんが時々来てるのはなんとなく感じる。でもきっと他にも誰かが守ってくれているんだろう。
    いつもありがとう。

  •  嬉しかったこと、悲しかったこと、いろんなことがあった人生をふり返り 「なんて自分の一生は幸運だったんだろう・・・いつも誰かが傍にいて、見守って助けてくれていた」 こんな話を孫に語って聞かせられるような、心に安らぎのある生涯を終えられるならば、これほど至福な人生はありません・・・そんな感謝の気持ちを思い起こさせてくれる、感動の絵本です。

     お爺ちゃんは、よく話をしてくれる。 ぼくが訪ねていくと、いつも話が始まる 「坊や、わしは何をしても うまくいったんだぞ」・・・毎朝、広場の大きな天使像の傍を通って、学校に通っていた頃、バスに轢かれそうになり危機一髪で助かったこと、殴り合いの喧嘩では負けなかったこと、戦争で食べるものがなくなっても、いつもだれかに助けられた。でも、ユダヤ人の友たちは助けてあげられなかった、辛い記憶がある。 わしは、とても幸せだった・・・ヨーロッパを感動の渦に巻き込んだドイツ人ユッタ-・バウア-の絵本の再読です。

  • “一人で生きていける”って啖呵切ったところで、ひとりじゃやっぱりむずかしいのです。“生かされている”と考えることができた時、見えるところ見えないところでいろんな支えの中に守られていることを実感できるのだと思う。歩みの真っ只中にいる時は全てが上手くいっているとは思えないけれど、人生振り返った時、良いこともそうでないことも繋がって、上手くいった、良い人生だったと言えたら最高だと思う。

    誰かの支えに,守りに感謝して日々歩む事の大切さを覚えた一冊だった。

  • 幸運だったという祖父と耳を傾ける孫とそれを見守る存在の話。悲しいときも、うれしいときも見守ってくれ、危ないときは助けてくれた天使。でも、ユダヤ人の友だちヨーゼフは助けられなかった。そのときの祖父は何も知らなかった。ドイツ人作家の本。
    ※私も車が大破する追突事故にあったけど、無傷だったとき、天使が私を持ち上げてくれたような…そうませるような体験であるし、誰かがきっと見守ってくれていると思う今日この頃。

  • 運がいいと思うとき、誰かが手を貸してくれているのかも。

  • 【図書館】こんな天使がいたらいいな。誰かに守られているんじゃないか?と思ったことは、何度かある。それで、救われることも。この絵本は、祖父が孫に語りかけるが、天使にも守れないときが来て……。次は、孫を守ってくれる存在に。幸せを感じる絵本でした。

  • おじいちゃんの話です。子どもの頃から天使がいつも守ってくれたとのこと。いい話です。

  • 第二次大戦のドイツ
    が出てきます。
    生きているということは
    守られているということ。
    どんなに辛くて悲しいことがあっても
    「幸せ」を感じ
    「幸運だった。」と
    人生を振り返りたいなと思いました。(つかささん)

  • 実は重く悲しい話。
    それをこんな風に、ユーモアにくるんで描くなんていいなあ。
    天使の動きや表情が楽しい。

  •  どんな境遇の人にも必ず先祖がいます。ひとりではないと思えたらどんなことをちょっとだけ勇気が出たり、不安が和らいだり、優しくなれたりします。見えないけれど守ってくれる人がいると思うだけで、正しく、清く生きようと思えます。身近な誰かが亡くなった時にプレゼントして頂いた本です。こんな素敵な本を知っていて、それをプレゼントできるような人になりたい。

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