王事の悪徒: 禁裏御付武士事件簿

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198616274

作品紹介・あらすじ

時は元禄、所は京都。市中探索御用の"市歩"、久隅平八があばく不可解な事件。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3
    その話が気に入らなかったら、主人公を殺してしまえばいいと言ったのは武論尊だったかな。
    装丁の違いといい、前作でおしまいだったのかなというこのシリーズ。
    あんな終わり方だったのに、呆気ない再開。
    せめてお菊と市隠になってたら、それはそれで面白かったのになあ。

    「政治とは所詮、どなたさまが執られようとも、そこには人の欲がからみ、権謀術数が渦を巻くもの。庶民の暮らしはさして変わりますまい。いかなる賢いお方でも、三日天下をとれば愚者になるともうしますのでなあ」
    つががキリリとしていてかっこいい。
    このシリーズはまだ続くのかなあ。

    蜘蛛の糸
    印地の大将
    王事の悪徒
    やまとたける
    左の腕
    呪いの石

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著者プロフィール

1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。

「2017年 『似非遍路 高瀬川女船歌九』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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