- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198622367
感想・レビュー・書評
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淡々とした語り口がこの人の特徴なのね。ウェストールほどロマンチックではなく、生死のぎりぎりのところをすっきりと美しく切り取ってある。エンヒェンとセルゲイは、そしてアンナは、きっといつか再会すると思った。
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2019年2月10日
<FLUCHT DURCH DEN WINTER>
カバー画/城芽ハヤト
装丁/鳥井和昌
フォーマット/前田浩志、横濱順美 -
68点。第二次世界大戦を扱った本としては悪くはないけど、他にもよい作品はあるので、無理して読むような話ではない。エンタメというより史実寄りか。
も少しエンタメ寄りにしたほうが受けがよかったんじゃないかな。
恋愛要素とかはなかった。 -
パパは精神の武器を作るのさ。それで、やつらをやっつけてやる!連中は手も足もでないはずだ。
ユダヤ人問題、ソ連とドイツの問題を小説を通して描かれている。
なんだか切ないよね。 -
戦時下舞台の小説は得意ではないのですが、外国のものであれば以前からぽつぽつ読んでいます。
悲しい感情が読後感に残るだけの物語ではなく、その時代に生きるということが感じられる作品は、私の単純にたのしみむだけの読書の中で成立するからだと思います。