伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198624262

感想・レビュー・書評

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  • 取引をする際には、予めルールを定め、それを実行することが成功である。

    入退出、資金などを過去のデータから決めるべきである。

    損切りできないやつはいつか破産する。

  • 2016年になったので溜め込んだレビューまとめ書き第一弾。

    内容としては「タートル・システム」として有名な、スイングに近い中期システムトレードを扱っています。
    バックテスト等の内容言及もあるため、初心者に近い状態だと読み進めるのにちょっと苦労するかも(私は苦労しました)。

    しかしながら、システムの全容は詳しく解説されており、本書の一番の要点となる「システムをルール通りに遵守することが大切」という点について、タートルメンバーの話を交えながら、十分なボリュームが書かれています。
    投機を考える人は必読の1冊、と言っても過言ではありません。

  • 図書館

  • 伝説のトレーダー集団の魔術(システムトレード)解説本

    行動心理学、統計学、生物学、シミュレーション手法等、
    単純に知識として面白いことが沢山書いてあったし、
    トレーティング手法以外の章は普通に読み物として面白かった。

    特に以下の章は実体験に基づいているので、説得力があった。
    14章「心の悪魔を手なづけろ」
    エピローグ「人生の目標とは何か」

    1回じゃ理解できないことも沢山あったので、また読み返したい。

  • 敵に感謝せよ(ダライ・ラマ)

    久しぶりの更新です。投資の勉強を始めた頃に買った本です。改めて読み返してみました。

    支持線と抵抗線の概念は判例においても適用されるのではないかと思いました。誰もが注目する重要な特許の判例が出るとします。多くの人がその判例について研究し、その判例に基づいた行動をとろうとします。その判例について考える人が多いほど、審査や審査に対する対応もその判例に基づいたものになるバイアスがかかります。これにより、その判例の効力がますます増し、その判例の傾向が強化されるのです。

    対して。一つの判例が出たからといって、今後の傾向が「ずっと」その判例に従うとは限りません。「今後の指針に役立たないのなら、その判例を知る必要がない」というわけではなく、多様性を取り入れることこそ重要なのだと思います。

    本書で述べられた「重要なのは一貫性と自己規律である」は自らの業務でも適用出ると思います。パテントエンジニアとして求められる資質は「特許性の判断」に尽きると思います。それ以外の要素は不要といっても過言ではありません。ただ、特許性の判断には膨大な知識と経験が求められます。数多くの案件をこなしていると、原理原則を見失うことがあります。そういったときは「自らが求められる資質は特許性の判断」であることを思い出し、原点に立ち止まり再考することも重要だと思います。

  • 2015/07/09読了

    短期~中期・投機に関する本である。

    書かれている重要なことは、
    ・エッジのあるルールを決める
    ・ルールを守る
    ・ルールが正しいと確信するために、バックテストをする
    といったことである。

    ルールを守り続けるのは難しいが、それに向き合わないと経験豊富なトレーダーにはなれないと談じている。
    ルールについてもいろいろ述べられているが、最低限の条件さえ満たせばどんなルールでもよく、それを守り通す方がずっと大事である。

  • 86Pまで読んだ。ゾーンと同じ、デイトレぽいのでこれ以上はまたあと。

  •  門外不出のタートル流投資の教えとは「優位性のある取引」「リスク管理」「首尾一貫」「シンプルなシステムを使う」そして、なによりも一番大切なことは計画を実行に移す事である。トレーディングの成功は最初の一歩を踏み出すところからはじまる。

  • かなりハイレベルな内容です。

    全て読んでも、個人投資家(特に初心者)レベルには理解できない内容です。

    でも理解できないから「難しい」とか「自分に合わない」と考えずに、何度でも読み返してほしいです。

    これだけで勝てるとは言いませんが、これを知らずに勝ち続けることも難しいでしょう。

  • 帯付きで買ったのですが、大事なことは帯に書かれてます。

    「過去に引きずられるな、未来を予測するな」
    「大切なことは、教えをどこまで守れるか」
    「ひとたびトレーダの人生を-タートルの人生をー歩み始めると、トレーダーとしての人生観がその後あらゆる経験に浸透する。市場に関する認知のゆがみを、、、」

    ルールを守りトレードすることで、気がつくのは自分が相場に対して歪んだ認識を持っているということ、自分の歪みを認識できれば、自分を自分の中心に持ってくることができれば人生は楽しい!

    コレがこの本のメッセージだと思うのですが、もちろんトレードに関する分析方法、資産管理がしっかりと解説されています。市場も取引環境も今は昔と比べ物にならないぐらい便利になってますが、根底の考え方は一緒ですよね。

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