- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198624262
感想・レビュー・書評
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うーん、うーんっていちいち納得しながら読みました。^^
「リスクは現実であって、トレーディングは容易なものではない」by カーティス・フェイス詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現在、私がFXをやる上で、最も参考としている本です。
伝説のトレーダー集団「タートルズ」の取引に対する考え方・手法などが書かれています。
以下は、本のの中身を参考に、私が取引する上で気をつけていることです。
※本を読んだのは、結構前なので、本の内容と正確に一致はしてないかもしれません。
■リスクの管理
利益はコントロールできませんが、リスクはコントロールできます。
もし1回の取引で資金の半分を掛けてしまったら、
2回の取引で破産に追い込まれる可能性があります。
そうならないように、自分にあった大きさのポジションを持つ。
当たり前なようですが、初心者にはわかりにくいところだと思います。
ちなみに私の場合、証拠金50万で、1回当たりの損失は3万くらいに考えてます。
■エッジのある取引
確率的に有利となるところで参入する。
本には、参入のポイントが書いてありますが、
トレンドフォロー派のためか、勝率は高くないように感じます。
ただ、大事なのは「一貫して同じ手法をとり続ける」ってことじゃないかと思います。
私も、どうしても1回失敗すると、反対のことをやってしまいがちです。
そうすると、連続で失敗することは、多々あります。
自分の方法を信じることは大切だと思います。
もし同じ手法を貫いて、勝率20%であれば、これは凄いことです。
反対のことをすれば、勝率80%ですから。
■予測をしない
予測が当たるとおもしろいですが、どこまで上昇するか?どこで反転するか?
なんてことは予想して当てることは不可能です。
「タートルは、正しいかどうかなど気にしない。
気にするのは、金を稼げるかどうかだ。」(P67)
私も最近感じますが、予測をしないほうが利益が大きくなります。
トレンドはいつまで続くか誰にもわかりません。
利益が出てきたときに、相場が逆の方向に動きそうなとき、
今の利益を守りたくて、決済したくなりますが、
これを抑えて大きな利益を得るのが、タートル流だそうです。
まねするのは難しいですね。
FX初心者やこれから始めようという人は、読んで損はないと思います。 -
自分の場合、中盤以降の専門的な部分は読み飛ばしても、前半と最後のルールは参考になった。ルールはそのまま使わないし、またそれを意識せず。
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FXを初めて最初に買った投資の本。
一番最初に読む本ではない。
トレンドフォローとリスク管理 -
タートルズという言葉を耳にしたことはあったが、その中身について手法を始め詳しく触れられており非常に楽しく読めた。戦略書としても、物語としても読める良書。
戦略的にはタートルズで教えられたというシンプルな手法やそれを著者なりに改変したものなどを紹介。徹頭徹尾システマチックに感情や自我を排してトレードを行うことが肝要と語っている。
自らのトレード戦略についても著者のようにその長所短所を明確に説明できるかどうか、その戦略を選んだ数学的根拠があるか、いやない。。。スタート地点にすら立っていないことを学ばされた一冊。 -
黄金律の方を読んで、こちらが途中だったことを思い出した。
内容が詳細すぎるので、私はこのまま使うことはないが、最後の規則原本のところはトレンドフォローの方法として、参考にしたいと思った。 -
中級者向け。コモディティ相場で勇名を馳せたリチャード・デニスが考案したトレーダー養成プログラムが公開されている。元はといえば、「トレーダーを育成することは可能か不可能か?」という賭け事から始まった。リチャード・デニスは「育てられる」と豪語した。カーティス・フェイスは新聞広告に応募して集められたメンバーの一人だった。
<a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20091206/p1" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20091206/p1</a> -
テクニカル
トレンドのみかた
心構え -
かつては極端な秘密主義をとっていたタートルも、当時を知る人たちが口を開き始めているようで、喜ばしい限り。本書はシステムトレードの方法論などに多くが割かれており、好き嫌いが分かれる内容かも。個人的にはマイケル・コベルの方が面白かったチャートといっても、当時はタブロイド紙を見ながら手書きをしていたそうで、単純な手法でも利益を上げる余地が大きかったのだろう。トレンドフォローはその勝率の低さとドローダウンの期間が長いことから、時々流行しても長続きしないという。ただ、タートルが使用していたチャネルブレイクアウトは一般に広まりすぎており、かつてほどのエッジはなくなっている。・In が重要で、Outのシグナルはどうでもよい。ストップは使用する必要があるが、Outは時間(Inの後X日とか)でも十分なパフォーマンスを示した・Average True Range(ATR) をタートルはNと呼んでいた。1N の価格変動で、口座残高の1% になるように、1ユニットを設定する。1ユニットの枚数をユニット・サイズと呼ぶ。・1/2N 価格が上昇すると1ユニットのポジションを追加する。・最大ユニットは単一の市場では4。関連の強い(灯油と原油とか)は6、関連が弱い(金と銅とか)は10ユニットが最大。トータルで12が最大。・ストップは2N。■たいていの人にとっては、負けポジションから脱け出してトレードがうまくいかなかったと認めるよりも、負けトレードが好転するという希望にしがみつくほうがずっと楽なのだ
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ぜひ読んでみるべし。
同じ事をしていても、勝てる人と、負ける人がいる。