クリスマスにさようなら

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 58
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198624378

感想・レビュー・書評

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  • 聞こえたかい?
    僕が君と出会ったのは、こんな事件があったからなんだ。
    クリスマスの・イブの夜に、ぬいぐるみたちのささやきが、ひっそりと聞こえてくる。
    舞台はヨーロッパの小国。
    ごみ置き場に打ち捨てられた4体のテディ・ベアをめぐる、4つのハート・ウォーミングな物語。
    ミステリー、ラヴ・ロマンス、青春小説、ファンタジー。
    さまざまなジャンルを内包して、涙のラストシーンを彩る。
    クリスマス・プレゼントに最適な、瀟洒な造本。
    (アマゾンより引用)

    この作家さんの作品で当たりに出会ったことがなかったんだけど、これは当たりやった(*´∀`*)
    良いお話やった(*´∀`*)
    ラストが良かったなぁ
    そう来たか!!的な

  • 978-4-19-862437-8 181p 2007・11・30 1刷

  • クリスマスにゴミ収集場で出会った4頭の熊ぬいぐるみ。
    それぞれの持ち主の思い出を話す。
    私はシフォンとブレックの話が好き!

  • 熊のぬいぐるみたちのお話。

    4匹の熊たちがご主人様との出会いから別れについて語る。


    可愛い。
    怪盗とカフェの話が好き

  • どこぞの実験小説だと思って読んだら、
    気が付けば目から水が零れていました。
    クリスマスに読みたい作品ベスト5イン。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:913.6||A
    資料ID:95070552

  • クリスマスイブの夜、ゴミ収拾車の中で出会った4匹のテディベア。
    彼らがあなただけに語る、雪の夜のファンタジー。

    怪盗の相棒として世界を旅した麦わら色のシフォン・・・「怪盗マルチェロ」

    カフェに勤めるギャルソンヌ・リンダの選択と白熊ブレック・・・「ブレックファースト・スペシャル」

    魔に見入られたフィドル弾き、彼の最後を看取った黒熊クリストフ・・・「岸辺はるかを漂いて」

    サンタにプレゼントをもらうため、砂男の眠りの粉を手に入れる!冒険に旅立つ双子の姉妹と森の王様熊のキング・・・「ミスター・サンドマン」

    以上の4編と、幕間をつなぐベアたちのおしゃべり。
    ラストで彼らがどうなるのか・・・。
    それは読んでのお楽しみ。

  • 080316


  • 4匹のテディベアをめぐる、クリスマスの物語です。                                                     様々な人たちに愛されたぬいぐるみが、クリスマスの晩に「さようなら」と囁くことになった理由が綴られた、何だかステキな小説です。                                                   
    「日本人の作家が描く海外の物語」というものがあまり得意ではない私ですが、コレはおススメ!  「ちょっと良い話」を読みたい気分の方は、ぜひ読んでみてください!!

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著者プロフィール

1959年兵庫県生まれ。関西大学卒業後、コピーライターを経て、98年『ダブ(エ)ストン街道』で第8回メフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『石の中の蜘蛛』で第56回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。

「2022年 『我が尻よ、高らかに謳え、愛の唄を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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