- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198627171
感想・レビュー・書評
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柴田哲孝さんは好きな作家のひとりですが、「白い猫」(2009.4)は(私には)いただけない作品でした。短編7話がおさめられています。トップがタイトルの「白い猫」、このタイトルに魅かれて読んだのですが・・・。二重人格の殺人鬼、猫を可愛がったり、猫を極限までいじめたり、・・・、(その猫は実際は女性でしたが)、読み終えるのに大変でした。猫好きさんにはおすすめできないです!
再読です。動物と人間の関りを描いた物語が収録されています。白い猫、カラスは何を見たのか、神隠し、人間狩り、賢者のもてなし、座敷童、魔霧の7話。柴田哲孝 著「白い猫」、2009.4発行。読後感が悪いものとじっくり読ませるものと半々な気がします。「カラスは何を見たのか」「魔霧」「座敷童」は気に入りました。二重人格の男性が猫(実際は女性)を可愛がったり、極限まで虐めたりする「白い猫」は猫好きさんにはお薦めできません。「神隠し」や「人間狩り」も気持ち悪いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015.6.17 読了
短編集でした。
初めての作家さんでした。
完全にタイトルに惹かれて
借りました。
これは。。。
かなり 読後感 モヤモヤ、ショック、
やな思いしか残らない。。。
感じの話が 多い。
けど、次はどんな話が 来るんだ?と
思ってしまい、
ついつい 読み進みます。
変な魅力があるというか。
他の作品も読んでみたいかも。。。
やっぱり 猫好きには
「白い猫」の話は ショックでした。。。(泣) -
動物をテーマにした、ホラーとミステリの短編集。どれもこれもがぞくりとさせられる読み心地で、なかなかに邪悪です。
お気に入りは「賢者のもてなし」。ストーリーの展開にはとにかくどきどき。いったいどうなってしまうのか、何が仕掛けられているのか。これはお見事という他ないですね。
「人間狩り」も凄いなあ。恐るべきホラー。あれとこれとのどっちがましかは……考えたくもありません。